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栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

日本最高齢の助産師さん

2015-07-06 19:28:54 | 日常のこと
私が娘を出産した「坂本助産所」。

その助産所の坂本フジヱ先生は、91歳で今もなお現役。

日本最高齢の助産師さんだそうです。

昨日テレビでお姿を拝見し、私が出産をした15年前とお姿が全く変わっていない、

むしろ若返ったようにも見えて驚きました。

先生は70年助産師をされているのですが、

この助産所を開院したのは今から20年ほど前の、70歳になってからだとお聞きしました。

先生が70歳で開業する決意をされた時のいきさつを私は知っているのですが、

先生は「一人でも多くの方にいいお産をさせてあげたい」と、とても熱い心を持って開業されました。



私は、排卵誘発剤を多量に使用したり、

早く出産させるために無理矢理妊婦のお腹を押さえたり、会陰切開などはしたくなかったので、

坂本先生にお願いしました。


先生の‘赤ちゃんが出ようするまでじっと待つ’

‘出産の時に、赤ちゃんの頭の骨が産道に引っ掛かるとそれが原因で大量出血になる。それを気を付けないと’

というお言葉は今でも覚えています。


私の出産は先生曰く、

「今まで50年やってきた中で一番理想的な出産だった。

出血も少ないし、時間も短かった。何かやったん?お灸か?」と、

お産が軽く済んだ秘訣を私に質問されました。

先生は私が鍼灸師だと知り、何か秘訣があると思ったようですが、

私は中医師(漢方の先生)の指示で、妊娠中に毎日2時間程度歩いただけで、

鍼灸も漢方薬も一切使わなかったので、

「いえ、ただ毎日歩いただけですよ」と答えました。

でも先生は‘それだけでは無いはずだ。’と思ったようで、

何度も「何かしたはず。教えて欲しい」とおっしゃいました。

この時は私は本当に「歩いただけ」と思っていましたが、

よくよく考えると、

妊娠が分かってから毎日寝る前に、主人に腰をマッサージしてもらっていました。

どんなに仕事が忙しくても、一日も欠かさず文句のひとつも言わずにマッサージをしてくれたので、

今思えば、これが良かったのかもしれません。


安産の秘訣を思い出したので、坂本先生に報告しようかな。

皆さんも良いお産を。




















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