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栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

タクティールケアと当院が目指すもの

2014-08-26 07:27:15 | 鍼灸と思想
タクティールケアをご存じですか?

タクティールケアは「触れる」という意味のラテン語「タクティリス」に由来し、

「皮膚を通したコミュニケーション」に重点をおいていて、

背中や手足をなでるように触れることで信頼の絆を深め、不安やストレスをなだめる療法です。


このタクティールケアを認知症の高齢者におこなうと、暴言や暴力などの攻撃性が弱まるといわれ、

日本でもこれをおこなっている病院はあります。

暴れるためにお世話が大変だった認知症の方も、タクティールケアを受けるようになってからはお世話が楽になっただけでなく、

顔付きまで穏やかになった。という話もあります。

タクティールケアの事はほんの最近まで知りませんでしたが、当院が目指すマッサージとまさに一致します。

こちらをご覧ください  「だから、あん摩マッサージは効くのです


鍼灸やマッサージの仕事をしていると、

緊張や不安が強い方、人とのふれあい(愛情)を求めている方は鍼灸よりもマッサージを望む傾向があり、

また、マッサージがとても有効なように思えます。

認知症だけでなく、うつ病の方や不眠症、妊婦のつわりや幼児のかんむし、の方も同じです。

「自分はマッサージは出来ない」と思わずに、自分の家族の背中を触ってなでてみませんか?

触って欲しい方は、ただ手を当ててもらうだけでも嬉しいものです。









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