
クチナシは奈良では今、ちょうど咲いています。
何ともいえない甘~い香りが辺りに漂うので、
離れていても咲いたのがわかります。
一輪だけ家に持って帰って部屋に置いておくと、
その部屋中いい香り

余談ですが、クチナシの果実を干して乾燥させたものは
山梔子(さんしし)と呼ばれる漢方薬になります。
子供の頃、母が打ち身や捻挫などをするとこの山梔子に卵白と小麦粉を混ぜ、
それをガーゼに塗り、患部に当てていました。
いわゆる湿布薬です。
漢方薬(中薬)の本で調べると、
打撲・捻挫のよる腫脹・疼痛や火傷・熱傷に生山梔子の粉末を外用する。と書いています。
煎じ薬としてよく用いられますが、外用薬としても使えるようです。
香りも楽しめて、薬にもなる。
クチナシっていいですね

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