TDU 建築学専攻 地域施設計画論

東京電機大学未来科学研究科建築学専攻
「地域施設計画論」成果物
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TDU 地域施設計画論

この講義では、車いす体験身体障碍の体験わかりやすさの再考、の3つの課題を通して、利用者・居住者の多様性に配慮した建築と都市の空間のあり方を実践的に学びます。  *「身体障碍の体験」「わかりやすさの再考」の一部には,個人情報保護および知的財産権保持の関係で,パスワードロックがかかっています。ご興味がおありの方は東京電機大学・山田あすかまでお問い合わせください。

2013 地域施設計画論 身体障碍の体験:視覚障碍バリアフリーに端を発する大学でのサイン計画

2013-05-27 12:06:13 | 「身体しょうがいの体験」目次,公開可能
13FMA21 小林 志乃/13FMA22 小林 洸陽/13FMA23 坂上 真大
13FMA24 坂本 裕太/13FMA35 浪江 祥平

視覚障碍の体験を,北千住駅周辺~大学構内にかけて行い,大学内でのサイン計画の不備を問題と捉えた。
そこで,大学の公共エリアにおける,多くの人にとってわかりやすいサインを考え,提案した。
















大学構内の公共エリアのサイン提案




トイレのサイン




図書館(機能をもっていること)を示すサインの提案








図書コーナーを示すサインの提案






ラウンジの段差を見やすくする提案












食堂の動線がわかりにくいのでサインを提案する。


食堂の入口を示すサイン






食堂の動線をわかりやすくするサイン






トイレ位置を示すサイン


動線の指示とゾーニング








食堂までがわかりにくいので外にサインを施す。




食事のみのゾーンと,勉強もできるゾーンを分け,テーブルにサインを施す。






2013 地域施設計画論 身体障碍の体験:子育てしやすい環境の考察

2013-05-27 11:40:01 | 「身体しょうがいの体験」目次,公開可能
チーム・イクメン! - 拡張身体と移動 -

13FMA03 石田莞也/13FMA14 岡田拓也/13FMA19 黒巣光太郎
13FMA25 正田博之/13FMA34 戸出弘毅/13FMA48 芳中駿

歩行可能な人でも,大きな荷物を持ったときなど「一時的に拡張した身体」が,都市空間とのミスマッチを感じることがある。
この問題意識に端を発し,子育て中でベビーカーをおして都市施設を利用する際の便/不便を考えたいと思い至った。
このため,商業施設の売り場とトイレ,授乳スペースを,ベビーカーをおして利用する実検を行った。
結果として,トイレの動線やブース割りなどに不便さを見いだし,トイレ内レイアウトの改善提案などを行った。

付記コメント:
・子連れ用のブースを,トイレ内の動線の手前側に置くのが慣例ですが,奥の方が断然いいと思います。
 なんとはなしに,不要な方が手前のブースを使われるので,必要な人がその特定のブースが空くまで待っているということがあります。
・ベビーカー置き場が必要です。そのためにも,子連れブースは奥の方がいいでしょう。
・おむつ交換台の横には,荷物置きの台が必要です。ベビーカーが,後ろに掛けた荷物の重みで倒れる経験は,多くの人がしています。
・当然,男性トイレにもこども用の設備が必要です。ベビーキープの近くに,手洗いを設けることをお忘れなく。
・多目的トイレを増やせませんかねえ。。。