建築・環境計画研究室

東京電機大学未来科学部建築学科
(山田あすか)

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

*当ページの文章や画像の無断引用・転載を禁じます*

いろいろ大詰めの週末

2017-06-24 13:15:25 | 雑記
修士一年は、コンペの締め切り間近です。

がんばっています。


四年生は、卒論を提出しました。

5人ともとっても!良い論文になりました。
後期が楽しみです。
そしてこれから発表練習。本論提出も準備を進めています。




すでに完成度高い!



お寿司の差し入れで、昼食会。

あともう少し、数日、がんばろう!



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一年生ワークショップ「アカリ」

2017-06-21 20:12:47 | 雑記
一年生のワークショップ、今日は個人作品の提出&夏の大規模制作の投票でした。


自分の作品を…


プレゼンします。


プレゼンします。


こだわりや、発展の可能性を説明します。


それから並べて、


投票していきます。

結果として、「この作品を題材に、自分のアイディアも統合していけるな」という視点で、グループに別れます。


今年は、三チームに別れました。


これから話し合いやいろいろアイディアのぶつけ合いを経て、
作品をまとめていきます。


楽しみです。

四年前のメンバーから、斎藤くんと古川くんが、いまやゼミのM1ですからね、
(でもM2と4年にはいないよね。そんなもんだ)
長い付き合いになるといいな、とも思いつつ。

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オープンキャンパス当日

2017-06-18 13:19:48 | 研究日誌

 

 

オープンキャンパス当日です。

研究室では今までの研究の本論やポスターなどいろいろ展示しています。

研究室の一年の流れも紹介しています。

午後も開放しているのでどんどん見に来てください。

(齋藤)

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オープンキャンパス前夜

2017-06-17 19:19:04 | 研究日誌

こんにちは、M1の齋藤です。

明日はオープンキャンパス開催ということで、研究室でも展示の準備をしています。

 

いつもは散らかってる研究室も、明日のために一生懸命きれいにしてます。

 

研究室でどんな研究をしているのか、どういった活動をしているのか、学生がどのような生活を送っているのか、などなどいろいろな話が聞けると思います。これから大学に進学する高校生はもちろん、入る研究室を悩んでいる3年生にとっても良い機会になります。オープンキャンパスに来た際にはぜひ1号館7階の建築・環境計画研究室に来てください!

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研究室配属について(2017)

2017-06-17 10:42:00 | ☆研究室について

例年とあまり変えていませんが,若干アップデート。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この研究室は,建築計画環境行動研究分野での研究・設計・実践を専門としています。

建築計画研究 は,使われ方など人間の環境との関わり方を調査して,最終的に建物の空間構成等の計画指針を得るための研究です。

環境行動研究 は,建物という物理的環境を含む広義の環境と人間の関係そのものに着目し,その関係を読み解こうとする研究です。

両者は,スタンスが若干異なりますが,我々にとっての帰着点は同じです。

建物や空間を実際に使い,そこに住まう人々にとって居心地のいい空間や環境,使いやすい建物のあり方を考えるということです。

 

この研究室では,研究成果を活かした,設計や実践活動にも取り組んでいます。

詳細は このページから 参照して下さい。

 

なかでもこの研究室では特に,自分では周囲の環境をうまくコントロールしたり,自分の住みよい場所を自由に選んだりできない人々を代弁して,望ましい環境や建築のあり方を論じるための研究に積極的に取り組んでいます。

それは,そのような視点での研究・実践においては,建築を通して,人や社会の役に立てる部分が大きいと考えるからです。自己満足の研究に陥らないために,本当に必要とされているのはなんなのかを考えていくという姿勢を表明するものです。

ただし。「いま」必要とされていることだけを追求することだけが,「これから」や,「本質」につながることだとは思いません。一見,単純な個人的疑問に思えるようなことが,素朴で当たり前のことに思えるようなことが,見方によっては大きな可能性をもっていることもあります。

そういう意味で,とにかく医療系でなくてはとか,福祉系の研究でなくては,などの縛りはありません。

この研究室にお越しいただくことになる方と,今居るメンバーと,これまでのOBOGや研究者仲間のネットワークのなかでいろいろ考えて,議論して,それぞれの課題を一緒につくって行きたいと思います。

というわけで,研究テーマの選択は基本的に自由です。

基本的にはこの研究室に所属して取り組むことに意義のあるテーマを選ばれることをおすすめしますが,建築振動系の構造解析をなさりたいなら,相応しい研究室が他にありますよ…というレベルのことです。

研究蓄積や方法の蓄積,機材,人材,企業,学内外の研究機関や,連携して研究を行っている施設とのつながり等々の資源を有効に活用するためです。

 

いま,「なにをしている人がいるのか」は現メンバーのページをご覧ください。
「これまでのメンバーの研究テーマ(卒論・修論等の一覧)」はメンバーの研究一覧を見てください。

また,研究助成による成果の概要,進行中の研究や計画を参照してください。


この研究室に興味のある方は,研究室説明会に参加,または研究訪問などをしてください。
配属希望を出される場合は,公開ゼミ・website・先輩訪問などでゼミの活動内容を把握したうえで,志望調書に「取り組みたいテーマと志望動機」を明記して提出してください。現時点のものでもちろん,結構です。研究テーマは,決定までに,それから実際に進めて行く中で変わっていくものではありますが,この時点での人となり(背景や興味関心のありか,それを深化させる姿勢,熱意,表出の技術)を推し量る素材となると考えるためです。そのような視点で拝見しています。

もっともそれは,「落とすため」では全然なく,お互いのためにこの研究室とのマッチングを測るためですけども。

私が思っているこの研究室と,メンバーが思っている研究室の姿は違っていると思います。それぞれ違った姿に見えていると思います。

ですので,先輩たちに良く話を聞いていただくことをおすすめします。複数人から話を聞くと良いんでしょうね。雰囲気も分かりますし。

 

研究室説明会は,6月16日と17日に実施済みです。お越しいただいた方,ありがとうございました。

 

また,木曜日1,2限は定例ゼミ@1414教室(1号館4階)です。

希望があれば自由に見学してください(2限は3年生は必修の科目が入っているはずなので,途中まででも大丈夫)。

 
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鹿児島と宮崎に行きました

2017-05-26 13:22:47 | 雑記
見学とヒアリングのため、鹿児島と宮崎に行きました。
せっかくなので複数の訪問先をアレンジさせていただいて、盛りだくさんでした。

特養フラワーホーム、隠居長屋ろんち、元気塾
(地域の方たちの「たまりば」になっていて素敵でした)
複合施設オハナとグループホーム、小規模多機能。
姶良市CCRCの構想をうかがう。
(目下開設準備中。オープンが楽しみです)
共生住宅NAGAYATOWER、堂園メディカルハウス
(持ち寄り夕食会に参加させていただきました。お話しする、って楽しいですねえ)

錦ヶ丘保育園・幼稚園
(ビオトープがいい。こどもたちが遠足で遊びの様子を見られなかったのが残念)
菖蒲学園
(ついに来られた。素晴らしい制作活動、個別支援)
ホームホスピスかあさんのいえ
(最期を「いえ」で生ききることができる、は本当の尊厳だと思います)

特養しらふじ
(広々と明るく開放的、施設風にならない建具の雰囲気が好き)

飛行機まで時間があったので、以前研究グループのメンバーが訪問したへき地保育所も。

盛りだくさんでした。

道中、しらふじのスタッフさんにおすすめいただいた道の駅で昼ごはん。

ソフトクリーム。魅力的。


魅りょ…惹かれるけど…このラインナップのなかで1つしか選べないタイミングでこれにいく冒険心がない…
エビとクリームは合うでしょ、エビグラタンみたいな味なのかな?

無難に

落ち着いちゃいました…

眺めがいい。


宮崎!っぽいポーズとってみて、といったところ

「フェニックス!」だそうです。
拳法みたいじゃない?
鶴の構え。みたいな。

たくさん勉強させていただきましたのでね、不死鳥のごとくまた研究に邁進しましょう。


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「贅沢」を絵に描いたような、この一コマ

2017-05-23 19:19:33 | 研究日誌
修士一年の設計の科目「建築学実習」のエスキス。
学生4人に教員3人…って贅沢だねえ!?と思ったので撮ってみました。


4人目の教員であるところの私は、ごめんなさいどうしても帰らないといけないので今日は失礼。
あしたかあさってかまた聞かせてください。

河本先生、佐藤先生、鹿内先生、いつもありがとうございます。

このあと卒計のエスキスだそうです、引き続きよろしくお願いいたします。


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卒制中間発表 20170516

2017-05-18 23:40:08 | 研究日誌

初めて投稿させていただきます。学部4年の田邉です。

今回は卒業設計中間発表についてです!

今年のB4は5人、研究室内での席も決まり現状に慣れつつあります。

B4の自己紹介や席については後々書かせていただきます。

本題の卒制中間発表ですが全員無事に終えることができました…

 

藤原くんが発表している様子です。朝方までやっていたためみんな少し眠そうでした笑

今年から前期で卒制卒論の提出が行われるため夏までとても忙しいですが、

B4みんなで力を合わせて頑張ります!

 

以上大阪からでした!大阪見学についても後々投稿します!

 

B4田邉

 

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進行中の研究や計画 ver.170504

2017-05-04 18:08:37 | 進行中の研究や計画

* 研究室でのプロジェクト,研究課題の一覧 *


■ 研究助成金,研究奨励寄付金による研究課題


■ 設計・計画等プロジェクト

環境づくりのリゾームサイト

 (こどもの保育,療養の場の環境づくりの工夫や意義をご紹介しています)

・東京電機大学未来科学部建築学科・建築学専攻 6年一貫教育成果発表展示会

 「DA Festa」 ロゴデザイン,ポスターデザインコンペ 事務局(2013~)

・東京電機大学未来科学部建築学科・建築学専攻 6年一貫教育成果発表展示会

 「DA Festa」 会場デザイン,企画,運営事務局(2013~)

東京医科歯科大学小児科病棟 環境改善(空間デザイン)(2015〜)

レイモンド花畑保育園 環境改善(空間デザイン)(2016〜)


■ メンバーが取り組んでいる研究課題

1)障碍児者の生活環境について

 ・特別支援学校の空間構成と児童の活動の関係についての研究(古賀) *2012修論

 ・児童デイでのこどもの活動様態と空間構成に関する研究(大作,古賀

 ・障がい・発達特性のあるこどもの成長発達を支える環境のつくりかた @環境づりのリゾームサイト「療育」(青木,古賀


2)記憶の○○シリーズ! 成人による振り返りにもとづく成長・発達環境のあり方の再考

 ・幼少期の遊び記憶に見る都市環境づくりについて(向井

 ・成人の記憶に残る成長期の住まいの姿(高橋愛香元木


3)小児の療養環境の質の向上に向けて 評価指標づくり,環境改善

 ・児童精神科病棟評価指標の検証と環境づくりリゾームサイトプロジェクト(村川

 ・小児病棟,こども病院での環境づくり(実践)

 

4)医療施設,医療システムの再構築

 ・病棟プランと看護負担感・看護量の関係(関,村川,今宮,倉澤

 ・集中治療病棟の環境づくりに関する研究(村川

 ・地域医療を支えるクリニックモールの空間構成と運営(宮岡

 ・住まいと終生(しゅうじょう)の場をつなぐ ホームホスピス(古川

 

5)福祉型複合コミュニティのあり方

 ・高齢者を支える地域,人口対流,生涯活躍のまち(高瀬金子

 ・集合住宅の改修による福祉型複合コミュニティへの展開(八角

 ・多世代共生住宅の空間構成と多様な住民の生活(鈴木

 ・「認知症カフェ」をはじめとする多様なコミュニティカフェと「地域」の再構築(齋藤


6)こどもの保育拠点,保育・子育て・子育ちを支える建物や都市のあり方

 ・保育の場づくりと規模(黒巣)*2014修論

 ・保育拠点と都市の環境づくり(小林陽) *2012修論

 ・保育施設の計画の歴史的経緯と今後の展開(青木田邉

 

7)学校建築,学校の環境づくり

 ・分割型オープンスペースを持つ小学校における使われ方研究(木村沙織)*2014卒論

   ・大学における障がいのある学生への建築的配慮と支援体制について(谷口)

 

8)高齢者の生活環境

 ・小規模多機能居宅介護事業所における生活の反復性(今宮

 ・サービス付き高齢者住宅の空間構成と入居者の生活様態の関係(塚田

 ・高齢者施設における介護負担感軽減と入居者のQOL向上に関する研究(小林千紗奈今宮塚田

 ・高齢期の住まいにおける住みこなし(宮崎

 

9)既存建物の福祉用途への転用や現代ニーズへの対応

 ・福祉用途での既存建物改修における計画的課題と法的整備への道筋(小林志乃)*2014修論

 ・児童福祉用途での既存建物改修における計画的課題の整理(北野)*2014卒論,2016修論

 ・廃校舎の改修利用の手法,ニーズとのマッチング 単位空間としての教室に着目して(小山

 ・集合住宅の改修データベースの作成(藤原

 

 

 

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レイモンド花畑保育園 環境改善(空間デザイン)(2016〜)

2017-05-04 18:07:58 | 進行中の研究や計画

新築の保育所の環境づくり(途中経過)です。

まだ開設されたばかりなので,保育室の使い方なども練りきれていないところもあり,使い勝手に納得できていないところもあるので‥とのこと。保育室内の動線整理,ゾーニングなどについて一緒に考えました。

 

最初に,ヒアリングや観察調査で課題や要望を聞き取ります。上記は抜粋。

空間を小さく仕切ることでの遊びのゾーニング,生活動線の整理が有効なのではないかと提案。

CGで立ち上げたパースをもとにプレゼンします。

保育士さんたちとの打合せ。

それぞれの保育室ごとで相談も。

質疑応答。ご要望をうかがって,案を固めていきます。

ゾーニングと動線整理について,ご賛同をいただきました。

今回は1歳児の部屋でゾーニングの実施,0歳児の部屋に天蓋を吊ることになりました。

(保育室の形状に対してその軸を使うグリッドと,ナナメグリッドの2案を提案しましたが今回はシンプルな方で)

 

ゾーニングのために提案したのがこちらの家具?仕切り?パーツ。川和保育園さんで惚れ込んだものですが。

今回,法人さんと設計事務所さんのご紹介で手に入る木材サイズをもとに,図面を起こしました。

 

そして作ります。

千葉NTキャンパスの工房です。ここは木工はなんでもできる。

一つずつ,けがいて糸のこ盤で切っていきます。

一番大変なのはやすり。でもこどもたちが怪我をしないように丁寧にかけました。

ちょっと組んでみて確認。

工程を相談しながら進めていきます。

それにしてもたくさん!

 

天蓋のかけ方も検討します。

布は日暮里繊維街で買ってきました。見るだけでも楽しいですけど。

布を組み合わせて空間にしていくのはまた格別に面白いですね。

 

園児の少ない土曜日夕方に施工。

まず部屋の家具を全体的にどかして‥

パーツを配置していきます。

大まかなゾーニングはできていましたが,実際のスペースの大きさ,スペースどうしのつながりなど,保育士さんたちのご意見で組んでいきます。最後の方は保育士さんたちだけでどんどんこうしようああしよう。我々は手足のようにですね,了解こっちに長パーツ!つぎに短パーツ!と動いていきます。

環境を使う人たち自身の「こうしよう」「こうしてみよう」を引き出せたらそれが一番良いですね,使いながらどんどん変えても行けますから。

もともとの家具を組み込んで,完成させていきます。

1歳児の身体感覚に沿う小さい空間ができました。

 

天蓋班。

完成。

上からの見上げ。3種類の布を組み合わせて扇状に垂らしてみました。0歳児のお部屋のお昼寝スペースなので,おなかのなかのあたたかさ,をモチーフに,ふっくらしたあたたかい印象を目指しました。

 

 

完成後2ヶ月後に,事後調査をして提案の成果を確認しました。

観察された場面(効果)です。

 

ざっくりと,途中経過です。

花畑保育園の先生方,ありがとうございました!

 

*このプロジェクトは,東京電機大学総合研究所研究課題「 障がい児を含む児童通所施設の環境づくりに関する実践的研究」の一環として行われました。研究助成に対し記して御礼申し上げます。*

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東京医科歯科大学小児科病棟 環境改善(空間デザイン)(2015〜)

2017-05-04 18:03:11 | 進行中の研究や計画

観察調査,アンケート,ヒアリング調査によって課題とニーズを整理し,

場所ごとの空間の提案,それらの空間を演出する物語を複数案つくって検討し‥と,

2年間かけて進めてきました。

 

 

 

諸事情あり,途中です。

物語はまだ続きます。床のステッカーも,まだ。

だんだん,少しずつでもよりよい環境をつくっていければと願っています。

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【科研(挑戦的萌芽)】日本版CCRCをはじめとする福祉型複合コミュニティのあり方に関する探索的研究(2016-2018)(主任研究者)

2017-05-03 22:17:56 | 進行中の研究や計画

科研データベース

 

研究目的(概要)

 本研究では,本格的導入が検討されるCCRCを含む介護・看護・生活支援機能の一体的提供による高齢者を含む住人の互助的生活支援コミュニティを,既存の制度の枠組みを超えて“福祉型複合コミュニティ”と総称する。こうした取り組みの拡がりは多様だが,その全体像を把握することで,整備の可能性を拡げ,将来的な国土計画や高齢期のQOLの向上,持続的な地域経営に資する資料とできる。そこで,国内での地域性や運営者の創意工夫に応じた多様な事例を“地方都市と都心部”“新築と改修”“パッケージ型とネットワーク型”といったモデルで捉え,居住者の生活や交流の様子,地域への波及効果などの包括的視点で整理し位置づけ直すことで,今後の整備や制度利用における「選択」や,効果的整備のための資料としてとりまとめる。


① 研究の背景

 諸外国に先んじて人口減少を伴う少子・超高齢社会を迎えた我が国では,高齢期の安心・安全な住まいの確保や,その支援を行う看護・介護体制の整備,また支援に係る人的保証が課題となっている。ことに,地方都市では今後高齢化の進展に伴う高齢者の減少によって地域の看護・介護従事者の失業や地方都市の産業構造の激変と衰退,都心部では高齢者の増加や高水準に生活費による看護・介護者等資源の不足や生活の質の維持不全などが危惧されている。こうした事態の解決策として,都心から郊外や地方都市またその辺縁部への退職後の住み替えによる人口移転やその仕組みづくりが構想されている1)2)。この一環として,看護や介護,生活支援機能の一体的提供によって,退職者に退職期から終末期までの安心・安全で持続的な生活を保障し,同時に地域の人口や雇用・経済・社会保障の安定化を図る事例が国内で散見されるようになった。応募者らはこうした事例の見聞や,これまでの地域密着型高齢者施設等を中心とした研究によって,要介護状態でない高齢者や,地域資源を活用して「自宅」に住まう高齢期の生活を包括的に支援するコミュニティの整備を建築・都市の視点がサポートできると考えるに至った。 1)官邸情報公開site,日本版CCRC構想有識者会議,日本版CCRC構想(素案),<https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/ccrc/ccrc_soan.pdf>,参照2015.10.27 2)サステナブル・プラチナ・コミュニティ政策研究会 三菱総合研究所 日米不動産協力機構,サステナブル・プラチナ・コミュニティ (日本版 CCRC)政策提言,<http://www.mri.co.jp/news/press/uploadfiles/20150128teigen.pdf>,参照2015.10.27

 

② 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするか

 本研究では,介護・看護・生活支援機能の一体的提供による高齢者を含む住人の互助的生活支援コミュニティを“福祉型複合コミュニティ”と総称し,その全体像を整理する(図1)。福祉型複合コミュニティには,後述するパッケージ化された企画コミュニティから,既存の住生活環境に看護・介護機能を付加することで実態として継続支援環境を具現化したコミュニティまで,多様な可能性が存在する。これらは根拠とする制度や地域,組み込む機能の相違によってそれぞれ異なるものと認識されているが,多様な取り組みを包括的視点で整理し位置づけ直すことで,国土全体の持続可能な発展と高齢期のQOLの向上に資する様々な知見を共有できると考える。こうした観点から高齢期の住生活支援の仕組みを一貫した視点で整理し,地理的条件等の地域性や高齢期の生活者個々の志向の多様性に応じた,今後の拠点整備や制度利用,地域経営の「選択」を支援する資料を作成することが本研究の目的である。

 

③ 当該分野における本研究の学術的な特色及び予想される結果と意義

 本研究課題は,課題の性質上,建築と都市,施設/コミュニティ運営,利用者・居住者の生活や心理という,ソフトとハード,ミクロとマクロの視点から全体像を横断的かつ包括的に捉えようとする点に学術的特色がある。研究成果として想定する,多様な福祉型複合コミュニティのモデルは,整備が進められようとしているCCRCの概念を拡大するものであり,高齢期の安定的な居住と,都市・郊外・地方の適切な人口・社会保障の循環のシステムづくりに寄与すると考える。

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川の上から

2017-04-15 09:46:46 | 雑記
今日は進入生の歓迎行事、バスハイク。


バス…

水上バスハイクですよ。


川から見る東京。


わくわくしますね、下から見る橋とか。
見る角度が変わる、とはまさにこのこと。



大人はのんびり。


学生さんたちはそれぞれ。

春ですなー。





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大学院入試情報(2018年度入学)

2017-04-13 18:44:37 | ☆大学院入試について

未来科学研究科(修士課程)入試情報は こちら です。

2018年度入試の入学試験要項は4月中旬に掲載予定です。

 

前期(6月期)の一般入試・社会人入試・公募制推薦入試・外国人特別入試

事前審査期間:4月中旬

出願期間:平成29年5月26日(金)~平成29年6月2日(金)

     窓口受付時間(10:00~16:00) 日曜祝日除く

試験日:平成29年6月17日(土)

 

後期(2月期)の一般入試・社会人入試・外国人特別入試

事前審査期間:12月上旬

出願期間:平成30年1月26日(金)~平成30年2月2日(金)

     窓口受付時間(10:00~16:00) 日曜祝日除く

試験日:平成30年2月17日(土)

 

出願には指導を希望する教員の受け入れ承諾が必要ですので,

出願をお考えの方は事前にお問い合わせください。

 

外国人特別入試での受験をお考えの方,留学生の方は

本学の 国際センター にコンタクトをとってください。

教員とのマッチング等を,サポートします。

 

 

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大掃除+卒制展

2017-04-13 12:44:56 | 研究日誌

研究日誌です!

M1になりました、元木がお送りします。

廊下いっぱいに並べられた荷物、よく研究室内に詰め込まれてたなとびっくりするほどの荷物・・・

昨年度末、3月に行われた研究室大掃除。

皆の席も大移動しまして、落ちつかない日々です。

昨年度は散々荒らしてしまった元B4ですが、今年のB4は綺麗に使ってくれることでしょう^^

 

さて今回は、先週行われた埼玉県卒業設計コンクール展についてお話します!

 

4/9(日)に川口で行われてた卒業設計展。

電機大学の他にも沢山の大学が参加し、様々な色の作品が並びました。

電機大からは、私、と同じくM1のくらさわが出展!

 

厳正な審査の結果、くらさわの作品が「埼玉県住宅供給公社賞」を受賞しました~~

めちゃくちゃおめでたいです。

表彰されてます。

副賞として〇万円頂いたみたいです、おめでたい。

くらさわ、しゃぶしゃぶが食べたいです

 

今年のB4は、卒論と平行しながら卒業設計のエスキスも着実に進めています。

春まで日程が忙しく大変な年ですが、提出まで皆で支えあいながら乗り越えて欲しいです!応援してます!

 

(元木)

 

 

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