チワワのハーデル君(はーちゃん)+豆柴のロン君

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Oswiecim・・・オシフィエンチム

2010-05-26 20:04:00 | 旅行
sunadokei5月26日sunadokei

タイトルは、ポーランド語。ドイツ語名は、Auschwitz…アウシュビッツ


景色・建物だけを見れば、のどかですが・・・

建物の中は、写真撮影禁止のため、
どのようになっているか、書いて説明します。

写真の建物は、見学できる最初の建物で、第4ブロック。
ここで衝撃的なことは、約1500人殺すのに6~7kgの
毒ガス、チクロンBが必要だが、その缶の山の展示。
そして、人間の髪で造られた生地。
大量の切ったままの髪。
何万個の靴・ブラシ・眼鏡・洋服の展示。
運ばれてきた人は、新しい土地に移住だけ、と信じてきているので、
生活に必要なもの、高価なものを持ってきていましたが、
電車から降りると、トランクは全て没収。
服は脱がされ、縞の囚人服に。靴も脱がされ、囚人用に。
髪は切られて。障害者の義手・義足までも・・・

高価なものは、本国に。
髪の毛も本国へ行き、マットレスや、布地にしました。
死体から金歯を抜き、金の延べ棒にしたり。

人間の灰は肥料としたり、近くの川やいけに投げ捨てました。

こうした、説明や展示です。
すべてが愕然としますが、
子供服の展示がなんといっても可愛そうです。
可愛い子供服が飾ってあるのです。
子供も全て同じ扱いなため、なんともいえないのです。



第6ブロックは開放された時の写真の展示。
やせ細った女性、子供・・・
大体女性は60kgが23~35kgに。

子供たちは悲劇。
妊婦、老人、子供、働けないものは最初から直接毒ガス行き。
後、子供だけ収容されたが、医学実験の材料にされました。
双子を使って、断種実験とか、どんなものか全く想像付きませんが、
最悪医師のアシスタントをしていた人の著書を
『I was doctor MENGELE's assistant』(英語版)
ニーナが買ったので、またいつか内容を載せます。

医者もいたけど、病気を見てもらえるのは、
軍人、管理人で、囚人となっている人の医者は
というか、病院は人体実験の場。

もう一回、アウシュビッツ収容所1号での内容。
後は、映像でみることのある、ビルケナウに移動して。