ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

有資格者の課題

2015年06月06日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日、facebookで、
『「ツアープロコーチ」ってなんぞや? プロの資格が無いにも関わらずレッスンしている人のことではないのか? アメリカなどで勉強してきたのだと思うけれど、それでも公的にはプロではない。 どんな世界でも無資格のまま仕事をするのは良くないことなのに、ゴルフの世界では、それが野放し状態になっている。 これは、ここまで放置しておいたプロ協会の責任ではないか?』というような趣旨の投稿を読みました。

確かにプロの資格が無いのにツアープロコーチの名で、人のコーチやレッスンをしている人は、、、もしかして数多くいるかもしれないですね。

一応、プロの指導者として公的なのは、
PGAとLPGAの会員。
そして、指導者としての資格の中ではA級ライセンスが一番上です。

けど、
こういったことをご存知でない方や、
そういったところをよく知らないまま「先生」としての看板を出している人がいれば、「先生なのだ」と思ってレッスンを受けておられる方は多いかもしれません。

でも、
ここで、“我々が”考えてみないといけないことは、
A級ライセンス取得者と、そうでない人との間に、どれほどの差が有るのか?
また、どういったところに、そういう差が見られるのか?
に、歴然とした差が有るのかどうか?ですね。

歴然とした差が生じていないようであれば、
じゃぁ、有資格者は、100万円かけて何を学んだのか?と言うことになります。(A級ライセンスを取得するには、講習費やなんだかんだで100万円ほどかかると言われています)

私もA級ライセンスを取得していますが、
学んだことは、
ゴルフの歴史から、芝のこと、心理学、物理学、運動生理学、機能解剖学のことなど、色々、色々…。

時間的も費用的にも、体力的にも大変でした。^^;

取得してみて、今、この頃のことを思い出すと、ゴルフに関して、また指導に関しての色んな項目について、広く浅く学べたかな…という印象です。

これだけの時間も費用もかけて、頑張って勉強して、たくさんの人がA級ライセンスを取得しているにも関わらず、
昨日、読んだfacebookの記事には、
強い選手を育てられるコーチが日本にはいないんじゃないか?と書かれてしまっていた。(--;)

何故、こんな印象を持たれてしまっているのか?
ツアープロコーチなる人が、有資格者とは別に、なぜ出て来てしまうのか?ですよね。

プロと呼ばれる指導者と、そうでない人との間の歴然とした差が現れるように…。
そして、それが、多くの方々に認知されるように…。

昨日のfacebookに投稿されていたような批判を払拭して行くには、この歴然とした差を出せることが必要で、
それが、これからの課題かもしれませんね…と思いました。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Re:非情のライセンス (K)
2015-06-07 21:31:14
話しのオチが面白いです~(´∀`)
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非情のライセンス (ジャム)
2015-06-07 01:45:45
いいじゃないの
楽しくゴルフが
出来れば
ちなみにジャム
我流だす
ゲーリープレイヤー
セベバレステロス
グレックノーマン
伊沢利光
田中秀道
丸山茂樹
尾崎直道
フレッドファンク
彼等のスイングを目に焼き付け
ジャム流に
いいとこどり
おかげで
ジャム








ロストボール
ナンバーワン

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