今から15年以上も前の出来事でした。
その日は、本当に久しぶりに午前中で仕事が終わり、家に帰る途中の地下鉄での出来事でした。突然、今までにない恐怖を感じ、「俺は今、死ぬのではないのか」という本当に恐ろしい気持ちが身体全体を覆い尽くしました。恐ろしくなってすぐに次の駅で何とか降りることができ、駅のベンチにたどりついて、横になりました。心臓がドキドキして、身体は汗だらけになり、息もつくのがやっとの状態でした。そのときは、何が何だか分からずただこの恐怖がおさまるのをずっと待っていました。なにせ、病気をしたことがない人間だったので初めての病気の恐ろしさに気が動転してしまいました。
30分くらいしていて、なんとか歩ける状態になり、地下鉄を出て、JRに乗り換えようとしました。というのも、地下鉄にまた乗ったら同じ症状が出るのが怖かったからです。最寄りのJRの駅まで20分くらい歩きました。なんとかJRの電車に乗り、無事家にたどり着くことができたのです。すぐに寝ました。しかし、動悸が酷くて、また死ぬほどの恐怖が何度も何度も襲い掛かり、寝ることはできませんでした。やっと寝ることはできてもすぐに目が覚め、また恐怖に襲われました。
次の日、すぐに病院に行きました。でも、疲れからくるものでしょうと医者から言われ、何か薬を出され、それを飲んでまた寝ました。しかし、症状はいっこうに良くならず、また次の日、病院に行き、いろいろ検査をしたのですが、身体に異常はなしで、ゆっくり静養してくださいと言われましたが、恐怖がおさまることはありませんでした。他の病院に行ってもまったくいっこうに状況が変わりません。耳鼻科や脳神経科・・・といろいろ病院をたらい回しにされ、1年が過ぎました。仕事は休むわけも行かないのでかなり無理して行きました。仕事場までは80分ほどかかるのですが、これが本当に大変でした。急行列車には乗れず、普通列車もなんとか頑張って乗ることができ、2時間以上かけて仕事場に行っていました。電車の中では、何か苦しくて、立っているのもつらく、窓から緑の景色を見て、自分に大丈夫だと言い聞かせながら汗たらたらで通勤していました。
ふと、家でパソコンをいじっていると、自分と同じ症状の人の体験談を読んで、これだ、と思い、その病気がパニック障害だということを初めてわかったのです。すぐに精神科に行きなさい、ということが書かれていたが、精神科なんかは私が行くところではないという気持ちが大きく、なかなか行くまで時間がかかりました。しかし、このひどいつらさが私を精神科へ行かせたのです。精神科に行くと、先生になぜもっと早く来なかったのですか、と言われました。
パニック障害は早く見つけて早く治療すれば短期間で治るのですよ、このままだとうつ病になる可能性が大きいですね。と言われ、自分の症状を細かく伝え、つよい安定剤をもらい、帰りました。
その薬が効いているのかいないのかよくわからず、飲んでも気持ちがなくなりませんでした。余計に副作用ばかりがでて、いったいどうなっているのだろうという気持ちばかりでした。あまりにも薬が効かないので飲まない日もたくさんありました。飲んでも飲まなくても同じような気がして、俺はいったいどうなるのだろう、という不安の気持ちでずっと過ごすことになるのです。しかし、時間はどんどん過ぎていきます。そうです。うつ病になってしまったのです。
その日は、本当に久しぶりに午前中で仕事が終わり、家に帰る途中の地下鉄での出来事でした。突然、今までにない恐怖を感じ、「俺は今、死ぬのではないのか」という本当に恐ろしい気持ちが身体全体を覆い尽くしました。恐ろしくなってすぐに次の駅で何とか降りることができ、駅のベンチにたどりついて、横になりました。心臓がドキドキして、身体は汗だらけになり、息もつくのがやっとの状態でした。そのときは、何が何だか分からずただこの恐怖がおさまるのをずっと待っていました。なにせ、病気をしたことがない人間だったので初めての病気の恐ろしさに気が動転してしまいました。
30分くらいしていて、なんとか歩ける状態になり、地下鉄を出て、JRに乗り換えようとしました。というのも、地下鉄にまた乗ったら同じ症状が出るのが怖かったからです。最寄りのJRの駅まで20分くらい歩きました。なんとかJRの電車に乗り、無事家にたどり着くことができたのです。すぐに寝ました。しかし、動悸が酷くて、また死ぬほどの恐怖が何度も何度も襲い掛かり、寝ることはできませんでした。やっと寝ることはできてもすぐに目が覚め、また恐怖に襲われました。
次の日、すぐに病院に行きました。でも、疲れからくるものでしょうと医者から言われ、何か薬を出され、それを飲んでまた寝ました。しかし、症状はいっこうに良くならず、また次の日、病院に行き、いろいろ検査をしたのですが、身体に異常はなしで、ゆっくり静養してくださいと言われましたが、恐怖がおさまることはありませんでした。他の病院に行ってもまったくいっこうに状況が変わりません。耳鼻科や脳神経科・・・といろいろ病院をたらい回しにされ、1年が過ぎました。仕事は休むわけも行かないのでかなり無理して行きました。仕事場までは80分ほどかかるのですが、これが本当に大変でした。急行列車には乗れず、普通列車もなんとか頑張って乗ることができ、2時間以上かけて仕事場に行っていました。電車の中では、何か苦しくて、立っているのもつらく、窓から緑の景色を見て、自分に大丈夫だと言い聞かせながら汗たらたらで通勤していました。
ふと、家でパソコンをいじっていると、自分と同じ症状の人の体験談を読んで、これだ、と思い、その病気がパニック障害だということを初めてわかったのです。すぐに精神科に行きなさい、ということが書かれていたが、精神科なんかは私が行くところではないという気持ちが大きく、なかなか行くまで時間がかかりました。しかし、このひどいつらさが私を精神科へ行かせたのです。精神科に行くと、先生になぜもっと早く来なかったのですか、と言われました。
パニック障害は早く見つけて早く治療すれば短期間で治るのですよ、このままだとうつ病になる可能性が大きいですね。と言われ、自分の症状を細かく伝え、つよい安定剤をもらい、帰りました。
その薬が効いているのかいないのかよくわからず、飲んでも気持ちがなくなりませんでした。余計に副作用ばかりがでて、いったいどうなっているのだろうという気持ちばかりでした。あまりにも薬が効かないので飲まない日もたくさんありました。飲んでも飲まなくても同じような気がして、俺はいったいどうなるのだろう、という不安の気持ちでずっと過ごすことになるのです。しかし、時間はどんどん過ぎていきます。そうです。うつ病になってしまったのです。
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