SOTEC C101は、リカバリディスクが付属していない。
リカバリが必要な場合は、内蔵HDDのリカバリ領域をWindowsが起動する直前にF8キーを押してから選択するようになっている。
つまり、内蔵HDDが破損した場合は、リカバリすらできないことになり、修理依頼するしかないそうだ。
それでは、困るのでいくつかの実験をしてみた。
1.IDE-USB変換ケーブル(Groovy UD-303SM)を使用してCDドライブを接続しBOOT
→BOOT可能なディスクをいくつか試したが、NG
2.Acronis True Image Personal2
→バックアップを取ることまでは可能だが、起動可能なUSB-CDドライブとバックアップ用の外付けHDDが別途必要。投資が大きいのでやっていない!
3.Acronis Migrate Easy 7.0をインストールして、外付けHDDに複写
→再起動した時、エラーして終了。断念!
4.BUFFALO HD-PSGU2シリーズ(HD-PSG160U2)を使用
→今まで知らなかったが、これだけでBOOT可能! しかも、Acronis True Image LEがインストールしてあり、起動時に立ち上げることができる。
早速、HDD全体をバックアップ! リカバリ領域もバックアップされるようだ!!
※ここからは、メーカーの保証を受けられなくなる可能性があります。また、ライセンス違反になる場合もありますので、ご参考まで ※
→実際に、復旧可能かどうか試してみた。
○内蔵HDDの換装用にWDC WD3200BEVTを用意した。
○C101のメモリモジュール交換と同じ要領で、裏蓋を外す。
○内蔵HDDドライブの両脇にある固定ネジ2つを外す。
○HDDドライブを本体の外側の方向にずらす。この時、ケースが当たるので、潜り込ませるようにずらすのがコツ。
○HDDドライブは、ネジ2つで止めてあるので外す。
○用意した、WDC WD3200BEVTを逆の要領で戻す。
さて、バックアップを取ったHD-PSG160U2から起動し、復元をしてみた。
見事成功! さっきまでの状態が、新しい内蔵HDDドライブでさくさく動く!
さらに、リカバリもテストしたところ、これも動作した。
SOTEC C101の心強い味方HD-PSGU2シリーズ!
転ばぬ先の杖としておすすめです!