私は中学生の頃、バレーボール部でした。
少女コミックの 『ビバ!バレーボール』 を読んで( 知ってる人いますかね~^^; )
その影響でオレンジちゃんのママと一緒にバレー部に入部しました。
「運動部とはビックリだな。。。」
『アタックNo.1』 や 『サインはV』 も見ていました。
やっぱりバレーボールです。
テニスやバドミントンなど
何か物を持ってするスポーツは苦手だったので
『エースをねらえ!』 もあまり興味がありませんでした。
そんな私が短大時代
たまたま友達が読んでいた 『エースをねらえ!』 のコミック本を
暇つぶしにちょっと借りて読んでみたのです。
その時のストーリーなど何ひとつ覚えていないのですが
登場人物の『お蝶夫人』が語った一節だけは
私の心をとらえ、気づかされ、すぐにノートに書き写しました。
そして、今も心に残っています。
辛い事、悲しい事があるたびに私の支えになってきた言葉です。
最近ネットで検索してみたら
やっぱりその言葉は、お蝶夫人の名言の一つとされているようです。
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人間というものは思ったより強いものですね。
いろいろなことがあってきっと耐えられないだろうと思ったのに
変わらずこうしています。
傷ついたと思うだけで人間は傷つかないものなのかもしれません。
あれも耐え難いこれも耐え難いと思うだけで
この世に耐えられないことなどないのかもしれません。
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「わんこはもっと強いんだぞ~」
子供に恵まれず、辛い日々を送った時期もありました。
悲しみの極みは、やっぱり身近な家族やわんことの永遠のお別れでした。
同居していた祖母との別れ
父との別れ
母との別れ
義父との別れ
義母との別れ
実家のわんこ、ドンくんとの別れ
ガッちゃんとの別れ
サンタとの別れ
そして
チビタとの別れ
それでも私は、変わらずこうしているのです。
今また、お蝶夫人の言葉が毎日頭の中を回っています。
「でも、ごはん抜き!なんて言われたら、ボクは絶対耐えられないな・・・」
ふうたです。
今日は自分で書きなさいっておかーさんに言われました。
おかーさんは相変わらずぼーっとしてます。
まあ元々ぼーっとしたタイプなんですけどね。。。
( ボクが言うのもなんですが(^^ゞ )
お友達から提案がありました。
とびきりのイタズラをしたら仕方なくどこかに連れてってもらえるかも・・・って。
昨日の午前中、チャンスがやってきました。
おかーさんが工事のオジサンに呼ばれてお外に出た隙に
イタズラ作戦を実行することにしました。
テーブルの上に置いてあった新聞紙と
前々からやりかけていたおとーさんの背あてクッションの最終仕上げをしました。
こんな感じです。
どうでしょうか。。。
これでどこかに連れてってもらえるでしょうか。。。
おかーさんがお家に入ってきました。
ドキドキ・・・
ドキドキ・・・
おかーさんは怒りませんでした。
「あ~ぁ・・・」とひとこと言って、黙々とお片づけを始めました。
ボクはその方が断然恐ろしいと思い
おかーさんの次の出かたをオロオロしながら見ていました。
お片づけが終わってしばらくしたら
おかーさんはお外に行く洋服に着替え始めました。
やったー!!!
作戦成功だー!!!
その上、おかーさんはボクにおやつまでくれました♪
そして優しくボクに言いました。
「お留守番しててね!」って。。。
がーーーーーん! (;一_一)
そんなのあり?
少しずつ
チビタが旅立って2週間。。。
今頃、お空の上でガッちゃんやサンタやお友達と
ビュンビュン走り回って遊んでいるんだろうな・・・
そんな事を思いながら、ちゃんと受け入れてはいるのです。
それでも・・・・
それでも・・・
どうしようもない思いが溢れ出てくる時があります。
チビタ~
会いたいよ~
楓太には、お空の上のチビタが見えるのかな~
最後の日に開けたad缶が捨てられない。
最後の日に入れたチビタのお水が捨てられない。
最後の日にチビタを抱っこしていた時に着ていた服が洗濯できない。
チビタの影が消えるのがイヤ。
時には、前にも後ろにも右にも左にも進みたくない現実逃避。。。
昨日から工事が始まりました。
昨年の秋頃から計画していました。
チビタと楓太を病院へ連れて行くにしても
遊びに連れて行くにしても
やっぱり私のちびふう号の駐車場が家の前にある方が便利だと思い
話を進めていました。
結局チビタは、ここから一緒にお出かけすることはできませんでした。
こうして、チビタがいた時と変わってしまうものが
これからも増えていくのかもしれない。。。
サンタがいた場所
サンタとチビタがいた場所
チビタと楓太がいた場所
楓太がいる場所
しみじみ・・・
でも・・・
時間が優しく癒してくれる事を私は知っています。
少しずつ前を向いて進んで行けるはず。。。
お家から「行ってきます」の時はとても良いお天気でした。
チビタは持ちきれないほどのお花を抱えて
お山のお友達に見送ってもらい・・・
お空に昇って行きました。
その頃には雪がチラチラと舞っていましたが
お尻のお荷物もなくなって、ピョンピョン歩けるようになったチビタは
ガッちゃんとサンタが待ってくれている所へ
まっすぐ走って行きました。
そして・・・
益々小さくなったチビタは
お山の納骨堂で眠っていたガッちゃんとサンタを引き連れて
一緒にお家に帰ってきました。
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チビタや楓太や私たちに、お心のこもった温かいお言葉を頂き本当にありがとうございます。
一つ一つお返事させて頂きたいので、もうしばらくお時間を下さいますようお願い致します。
今夜20時・・・
チビタは私の腕の中で旅立ちました。
チビタを応援して下さった皆様・・・
私たちを支えて下さった皆様・・・
本当に本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。