まる日記

まるの日常
たわいもない日記

タイラバ

2024-06-04 14:31:00 | 日記

 6月2日

前日、仕事をしていると釣りの師匠様より

『明日出るど~』

って、船のお誘いがきた。

天気予報では、東からの風・通称ヤマセで、7~8m/sの強風。

師匠様は、ヤマセなら出れる。潮被るけど、船も沖に流されてだんだん深場のポイントに入って釣りもできるらしい。

師匠様が言うなら、間違いない。

行かない理由がない。

 

「連れていって下さい!!」

 

即答です。

おかっぱりで鯵やアオリイカやタコなどをメインに釣りをしている私には、でっかいお魚に出会え、お魚の強い引きを味わえる数少ないオフショア。

ありがたく乗せてもらいます。

 

 仕事も終わって明日の準備をして後は寝るだけ。

早めに寝るために、早めに風呂入って、早めにアルコールを入れ、布団に入る。

・・・・忘れ物ないよな

・・・・酔い止め持ったし

・・・・携帯アラームOKだし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あっ。Beer飲んだからおしっこ!

よし。早く寝よっ。

・・・

・・・・

・・・・・・・・・・寝れない。

遠足前日のお子ちゃま状態。

結局2時間寝ただろうか?

待合せに遅刻しない為、早めに集合場所に向かいます。



集合場所に到着して外に出てみると 、

ワーオ⁉️

予報通りの東風爆風!

出れるのか?

取り敢えず、師匠様の到着を待つ。



数分後、師匠様が到着。出れるか出れないのか聞いてみると....

「せっかく来たから出るべ!」

ヤマセではんでなんとかなるらしい。

ひとまず安心。

久しぶりのオフショアが、当日キャンセルになるのは勿体なさすぎる。


出船の準備をして、いざ出航!!

出航?

〝どっどっどっどっ〟

???????

エンジンの調子が悪い(泣 

アイドリングは調子良い、空吹かしもブォンブォンすこぶる調子良い。

ぺラを海中に下ろしアクセル開けていくと、やけにエンジンが振る。

師匠様と私は職種が一緒で、経験上から直ぐに電気系統だと察した。

一度船着場に戻り、プラグコード等確認するが火花は飛んでいる。


プラグかぁ。


予備はもちろん無い。それでもコードを抜き差ししていたら調子が良くなった感があったので、ゆっくり沖に出ようということになり無事出航した。

予備のエンジンもあるし大丈夫、心に余裕はある。





あまり沖には出ず、程よい所でいざ釣り開始。

他の船は天候が悪いからか見る限り見当たらない😛

タイラバが底に落ちた瞬間、私に当たりが。

1投目から本命降臨です。

フッ( ̄+ー ̄)

小さいが立派な真鯛である。

これで本命ボーズは回避! 

その後師匠様たちもどんどん本命真鯛をゲット!

しかも私よりもはるかに大きい。

50位はある真鯛を上げていた。

さすがです。


何度か流していると、地合いらしきものもあり、外道のホウボウ、水草カレイ、アイナメチダイと本命の真鯛以外の魚種も釣れ、大満足で帰港することとなった。




船を東側に向けただけで、波と風で私の所に潮が降りかかる。
更に、船を走らせるとバッシャンバッシャン粒の大きい海水シャワーを食う。
夢の国にあるスプラッシュマウンテンの水飛沫を同じテンポで浴びてるようなものだ。
靴はもう御臨終だ。
足は仕方ない、諦めよう。
体の中だけは阻止しないと風邪を引いてしまう。
カッパは着ている。
大丈夫。撥水はもはやしていないが、天下のゴアテックスだ。
この水💦から私の体を守ってくれるはずだ!

エンジンが不調な為ゆっくり走る。
船首は上下に揺れ、ヤマセの影響で大波が船首にぶつかってバッシャーン!
って、私に降り注ぐ。
大丈夫まだ染み込んでない。
前屈みになりながら、カッパの帽子を深く被って耐え忍んでいた。
ふと、股間の辺りを見ると両足を閉じた時に出来る股間の所の三角に水溜りができていた。
何も考えず、おまたを広げて水を出そうとした瞬間。

じゅわ〜。

股間のファスナーから入水。
終わった。
港に着いてからもカッパを脱ぐ事もできなくなった。
お漏らしを疑われてしまいかねない。

あれだけ、首元を死守したのに。

上半身は体温を奪うので、絶対に浸水してはダメだ。

耐えたー

帰港できた。

釣りは楽しかったが、エンジンの調子と帰りのスプラッシュはマジしんどかった。


それでも、悪天候で船が出れるかどうかだった釣行も無事に終えることができた。








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