好みの変化

昔はバイオリンコンチェルトって嫌いだった。

どう、私うまいでしょ？すごいでしょ？って自慢されているような気分がして。

幼稚な感性だと自分でも思うんだけど、

なんだか生理的に受け付けないような気もしていた。

 

この前ｌ、youtubeでチャイコフスキーのシンフォニーの5番を聞いた後

チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトが自動再生された。

・・あれ、いい曲じゃないか。

 

それからはチャイコフスキーに限ってバイオリンコンチェルトも聴いてみている。

やっぱりソリストは技巧的な若い人よりはおじさんもしくはおじいちゃんのほうがいい。

頑迷すぎるかな

 

Tchaikovsky-Violin Concerto in D Major Op. 35 (Complete)

想像力

アンナ・カレーニナの冒頭の

「人の幸福はどれも似たようなものだけど，不幸はそれぞれ異なる」というメッセージ。

 

小説の内容は覚えてないけど，折につけこの言葉について考える．

確かにそうだろうなと思う．

幸福な出来事のほうが一般化しやすい．

 

一方で，主観的な視点に立てば全く変わってくる．

ありきたりな出来事でも，僕のような想像力の欠如した人間には

実際に経験してみないと分からないことがいっぱいある．