Ma Chambre

a room of issi -  "what is the issi ?"

小樽商科大の急性アル中事故

2012-05-25 11:35:59 | 気になったニュース
いまだにこんな事を続けていたとは・・・

小樽商科大は「学生の自主性を重んじアルコールに関しても強く規制することはしてこなかった」と大学のサイトに記載されていますが、こうなってしまってからでは何ともなりません。

そもそも学校というのは学ぶところです。宴会するところではありません。アルコールでなくても、パワハラなどの被害を受けていることもありえます。
というか、あったようです
「飲酒を強要する場ではなかった」らしいですが、普通に考えれば新入生からすれば最上級生など絶対の存在です。上級生ともなればそういう立場なのだと自覚がなければならないはずです。ましてや、部活の慣習という絶対ルールを破ることなど、当事者にすれば至難の業です。

私は大学には進みませんでしたが、高校で所属した運動部で結構ひどい仕打ちを受けました。
練習中や試合の内容で少しでも落ち度があると、コンクリート製の冷たい廊下に正座させられ、電気を消されて目をつぶらされ、殴る蹴る・・・
そうでなくても上級生の虫の居所が悪いだけで同じような仕打ちを受けました。
やられてきた下級生が上級生となった後、入ってきた新入生に今までやられてきたウサを晴らすように、その仕打ちを繰り返す。まぁひどい部活でした。


彼らの卒業後、ひどい目に遭っていた我々1年生たちは2年生となり今度は我々が先輩です。
しかし入ってきた新入生に対して、我々が受けてきたような仕打ちは行いませんでした。それまでおそらく繰り返されてきたであろう悪しき慣習を打ち破ったのです。
打ち破ろうと話し合ったわけではありません。メンバーみんながまともな人間たちの集まりだったわけです。
卒業して二十数年たった今でも、忘年会や旅行などつきあいは続いています。


少々話がそれましたが、高校生でさえ出来た悪しき慣習の打破を、大学生にもなってなぜ出来なかったのか。
人間形成の欠如、だと思います。
小樽商科大アメフト部の部員たちは、あのような事件を起こしていてもまだ「強要していない」といっているのです。
こういう人間が社会に出るとどうなるか。社内の人間に対しても、取引先に対しても、見下したような言動と態度で臨み、客先や上司に対してはよい人を演じるような人間になるのです。

学校は学ぶところと書きましたが、勉学だけでなく、将来、社会で通用するようなまともな人間を作る、という根本的な人間形成をするべきではないのかと思います。
「自由闊達な活動を応援する」のも結構ですが、もっと真正面から生徒や学生と向き合って欲しいものです。



あー、つい熱くなってしまった・・・

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