有名な彼なので学校中に、私達の噂は広まった。中学の頃は「好き嫌い」
なんて、あまり世間に公表できない世代だったけど、
私達は堂々としたもんだった。先生の前でも後輩の前でも
いつも一緒にいた。もちろんTの事が気にならない訳ではなかったけど、
それはそれで恋愛のスパイス的な醍醐味なのです。
その恋愛観は今も変わってない。
夏休みも受験勉強と称して、Hちゃんと学校で逢い、一緒に帰った。
その間も手紙のやりとりは続いた。今で言うとメールなんだとうね。
メールはすぐに返事をもらえるけど、手紙は一日たたないと返事はこない。
こんな時間差も、恋愛感情を膨らませる要因なんだろうな。
Aちゃんにもつきあえた喜びを伝えたけど、リアクションが薄かった。
幸せぼけをしてた私にはその時見えなかったのだ、彼女の気持ちは。
その後からだ。別の友達から
「Aちゃん、一年の時からHちゃんを好きだったんだって」
と聞いてしまったのは。思えばAちゃんは三年間ずっとHちゃんと一緒の
クラスだったのだ。一番彼を知っていたのも彼女だったかもしれない。
でも2年になり私という存在ができ、Hちゃんへの感情が
はっきりしたのかもしれない。押さえていた感情の前に、
私の手放しのHちゃんへの愛情表現はどんな風に彼女にうつったのだろう。
自分の感情を押し殺して私へエールを送ってくれたのだろうか?
当時はショックで、その事実を問いただす事なく過ごしていた、
その間もAちゃんは普通に接してくれる。
私はそれとなく好きな人いるの?と聞いてみた。彼女は煮え切らない返事。
いつもそうだった、私がチョコか飴、どちらを食べる?と聞く時も
「んー、どちらかというと飴でいいや」となる。
おやつの事ではないのだ!自分の好きな人への気持ちをきいているのに、
いつも曖昧なまま。「○○は私の事なんて気にしないで、
Hちゃんと幸せになったらそれでいいじゃん」
これは…偽善なのか?性格だから仕方ないが、私は欲しいものは
手に入れたいと、切に願うタイプ。彼女は違ったんだ。「どうせ私は…」
とちょっと卑屈になる。正々堂々気持ちを伝えてくれたら、
私も対処法があったけど、割り切れない気持ちのまま季節がかわっていった。
そして、私はHちゃんの事は大好きなまま、Aちゃんとも友達のまま、
受験を迎える事になる。
高校は3人とも別々だった。
それから一年経ち、結局Hちゃんとは別れた。
その後もAちゃんは地元に就職し私は仙台にでてきた。
彼女とはごくたまに連絡をし合う仲のまま、つきあいは続き、
去年彼女は結婚した。
その結婚の時もごたごたがあり、友達で出席したのは私を含め2人。
その披露宴先でHちゃんが結婚して子供が生まれた事をきき、
ダブルでショックをうけた。
そして先月その子供の写真をみてショックのあまり、寝込んだ…。
Hちゃんそっくりだったのです…。ほんと、いい嫁もらったよ、
Hちゃん一族!!
AちゃんやHちゃんに幸せあれ!!
今日の都々逸
あなた恋しと鳴く蝉よりも泣かぬ蛍が身を焦がす
蝉にしかなれない私。
蝉も蛍も短い生涯、一生懸命いきてゆくのさ。
最後にみなさまへ
本当に長文におつきあい頂きどうもありがとうございました☆
ただただ、感情のままにつらつらと書いてしまいました。
ここまでおつきあい下さった方、ほんとうに感謝ですよぉ!!
どうぞこれからも末永くおつきあい下さいませ☆☆
なんて、あまり世間に公表できない世代だったけど、
私達は堂々としたもんだった。先生の前でも後輩の前でも
いつも一緒にいた。もちろんTの事が気にならない訳ではなかったけど、
それはそれで恋愛のスパイス的な醍醐味なのです。
その恋愛観は今も変わってない。
夏休みも受験勉強と称して、Hちゃんと学校で逢い、一緒に帰った。
その間も手紙のやりとりは続いた。今で言うとメールなんだとうね。
メールはすぐに返事をもらえるけど、手紙は一日たたないと返事はこない。
こんな時間差も、恋愛感情を膨らませる要因なんだろうな。
Aちゃんにもつきあえた喜びを伝えたけど、リアクションが薄かった。
幸せぼけをしてた私にはその時見えなかったのだ、彼女の気持ちは。
その後からだ。別の友達から
「Aちゃん、一年の時からHちゃんを好きだったんだって」
と聞いてしまったのは。思えばAちゃんは三年間ずっとHちゃんと一緒の
クラスだったのだ。一番彼を知っていたのも彼女だったかもしれない。
でも2年になり私という存在ができ、Hちゃんへの感情が
はっきりしたのかもしれない。押さえていた感情の前に、
私の手放しのHちゃんへの愛情表現はどんな風に彼女にうつったのだろう。
自分の感情を押し殺して私へエールを送ってくれたのだろうか?
当時はショックで、その事実を問いただす事なく過ごしていた、
その間もAちゃんは普通に接してくれる。
私はそれとなく好きな人いるの?と聞いてみた。彼女は煮え切らない返事。
いつもそうだった、私がチョコか飴、どちらを食べる?と聞く時も
「んー、どちらかというと飴でいいや」となる。
おやつの事ではないのだ!自分の好きな人への気持ちをきいているのに、
いつも曖昧なまま。「○○は私の事なんて気にしないで、
Hちゃんと幸せになったらそれでいいじゃん」
これは…偽善なのか?性格だから仕方ないが、私は欲しいものは
手に入れたいと、切に願うタイプ。彼女は違ったんだ。「どうせ私は…」
とちょっと卑屈になる。正々堂々気持ちを伝えてくれたら、
私も対処法があったけど、割り切れない気持ちのまま季節がかわっていった。
そして、私はHちゃんの事は大好きなまま、Aちゃんとも友達のまま、
受験を迎える事になる。
高校は3人とも別々だった。
それから一年経ち、結局Hちゃんとは別れた。
その後もAちゃんは地元に就職し私は仙台にでてきた。
彼女とはごくたまに連絡をし合う仲のまま、つきあいは続き、
去年彼女は結婚した。
その結婚の時もごたごたがあり、友達で出席したのは私を含め2人。
その披露宴先でHちゃんが結婚して子供が生まれた事をきき、
ダブルでショックをうけた。
そして先月その子供の写真をみてショックのあまり、寝込んだ…。
Hちゃんそっくりだったのです…。ほんと、いい嫁もらったよ、
Hちゃん一族!!
AちゃんやHちゃんに幸せあれ!!
今日の都々逸
あなた恋しと鳴く蝉よりも泣かぬ蛍が身を焦がす
蝉にしかなれない私。
蝉も蛍も短い生涯、一生懸命いきてゆくのさ。
最後にみなさまへ
本当に長文におつきあい頂きどうもありがとうございました☆
ただただ、感情のままにつらつらと書いてしまいました。
ここまでおつきあい下さった方、ほんとうに感謝ですよぉ!!
どうぞこれからも末永くおつきあい下さいませ☆☆