○ ケチムチポチは、AMTに無縁 !?

　これは、治験者体験者の集いで飛び出した警句です。みんなで爆笑してしまった。そして、このキャッチ・コピー的な惹句は、やはり、単なる冗句ではなく、警句であるようにおもえてなりません。

　ほとんどの疾病は、保険で賄われます。そこに、医者も患者もかわりはありません。保険医登録をはずされた医者は、資格をはく奪された弁護士のようなものでしょうし、無保険の患者は薬や治療の恩恵には与れません。斯、心と体の疾患は、保険制度によって、イヤされるのが実態です。

　それゆえ、保険のきかないＡＭＴ療法が、保険頼みの医者患者には無縁とならざるをえません。但、それをケチと一蹴するのはいかがなものでしょう。対して”ムチ”は当っていますね。
　専門家の学会・患者団体、そこは意外と右顧左眄する旧套墨守の、長いものに巻かれる世界のようです。依然、”滅菌”と”外科療法”の域を一歩もでない医療の実態は、新知識や新技術にムチな姿を映しているのではありませんか。又、ポチ(動物)ともＡＭＴは有縁で、よく使われています。