山芋の黒焼き

2015-07-14 11:40:54 | Weblog
 「ジャナリズムと医療」という講演が印象にのこっています。講師は、元TVキャスターで、当時某大学教授(現在は某県知事)。かれは、マスコミもミニコミも、いわゆる統合医療の有効性をもっと積極的に報道すべしとして、山芋の黒焼きで、実父がガンを治した例を挙げておられました。

 当欄は、これを一笑に付すつもりはありません。なぜなら、競争治療で、「治せる」医療の発掘とその優劣とを、白日の下にさらすべし、というのが持論であるからです。

 山芋の黒焼きの処方は、日本で一番有名な大学の教員をしている中国人の漢方医の指示によるということでした。いかにもマスコミ人士におゝい、大学教員なりたがり族の出身者らしく、有名大学を錦の御旗にし、そこの教授という肩書を水戸老公の印籠化して、科学性や客観性に取って代わらせているお話ぶりには、辟易させられたことです。かつて、ミルクで癌が治るとして、患者を誑かし、御用となった事件があったのを思い出したほどです。
 
 当欄は、山芋ミルクその他動植物の肝だの根っこだの茸だの、に加え、近代科学の所産である最新薬や治療器等をふくめ、疾病退治の勇者はだれか、競争治療で決着させるのこそ、最良策とおもっていますが、皆さんは如何お考えですか。

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