以前介護に携わっている医師から患者に対して寄り添うことの大切さを学んだ。今ボランティア活動で老人ホームでデイサービスの方々と交流を進めている中で、その意味がよく理解できる。20名の方々と一人一人と目線の高さを合わせ寄り添いながら話しを聴くようにしている。季節の言葉を聞き出し、五七五で感じた事、思いを聞く、幼かった頃、亡き母の事、モノに対する思いが次々と話が膨らみ、句に繋がってくる。俳句のこと等初めての方から次々と句が生まれて来る。一部であるが・・・
・赤青黄 朝の印の散り落葉 ・落葉踏む ふわりと音が なっている
・お正月 想うはいつも 母のこと
介護士が付添いながらこのように皆が言葉で表現し全員の句が揃った。頭で考えずに素直な表現に教えられること多く感動を頂いた交流会で寄り添えば心は通じることを学んだ貴重な二時間であった。