三葉躑躅(ミツバツツジ)

2014-04-09 08:37:25 | 日記
躑躅(つつじ) 晩春

山躑躅、三葉躑躅

4月8日 金華山   行き 岩戸公園より 鼻高コース めい想の小径 

              岐阜公園 (日中友好庭園・滝公園)

           帰り 百曲コース 東谷コース 岩戸  所要時間約5時間





晩春から初夏にかけて、色とりどりの花を咲かすつつじ。

桜が散ること公園や街路を彩る花である。




今、金華山を彩っているのは三葉躑躅。

ことしは、開花が早いそうだ。
 

 主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育するつつじ。

金華山の山頂に近づくと群がって咲いている。

光があたると一層美しい。

山頂から来た人が、三葉躑躅の群生を見てきた感動覚めやらぬようすで、

「躑躅が咲いているよ。」と教えてくれた。


山よりの人かがやきて花つつじ   クレ


岐阜城が近づき長良川を眼下に見下ろすあたりに

さきほどの人が出会った三葉躑躅が群生しているところに着く。



もののふの踏み跡いまは花つつじ クレ

天守見るひかりのなかに花つつじ  クレ


三葉躑躅解説

三葉躑躅

(ミツバツツジ  Rhododendron dilatatum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。また、近縁のミツバツツジ類の総称。

関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、本種は5本であることが大きな特徴。古くから庭木としても植えられるが、盗掘の影響もあるせいか野生の個体数は決して多くない。

ミツバツツジ類は、4-5月頃に咲く紅紫色の花が美しい。
花が終わってから葉が出てくる。
枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついた。

ミツバツツジの変種には、

トサノミツバツツジ、ハヤトミツバツツジ、ヒダカミツバツツジなどがある。日本に自生するその他のミツバツツジ類には、トウゴクミツバツツジやサイコクミツバツツジ、コバノミツバツツジ、ダイセンミツバツツジ、ユキグニミツバツツジ、キヨスミミツバツツジなどがある。


蛇足 夏の季語である「さつき」は、つつじの一種で「さつきつつじ」のこと。

開花は五月中旬以降。

葉より花が先に咲くのがつつじで、葉が出てから花が咲くのがさつきである。


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