旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

書店で とても見つかりにくい本

2017年12月01日 | その他
百田尚樹氏の 『カエルの楽園』 です
百田尚樹 『カエルの楽園』 新潮社、2016年2月23日発売。表紙の装画はラ・フォンテーヌ寓話の「王さまを求める蛙」のギュスターヴ・ドレ作画によるもの、本文の挿画は百田尚樹自身による作画。

氏が自身の最高傑作としている 『カエルの楽園』 Amazonでランキング1位、販売部数30万部と人気が有るので買いに行ったのですが


百田尚樹 『カエルの楽園』 店頭では、目立たない様に陳列されるようになっているそうで…

目立つところに陳列するとクレームを言ってくる客 (某国系市民団体など) がいるから 仕方なく目立たないところに置いている店舗もあるそうです。実際に差別本を販売しているとレッテルを貼られて 嫌がらせを受けた書店もたくさんあるという話でした。

百田さんのサイン会が今年3月12日、西宮市の阪急西宮ガーデンズで開かれた際も爆破予告があったと報道されていましたよね


本の内容の概略
カエルは、水の入った鍋に入れて火に掛け、ゆっくりとゆっくりと鍋の水温を上げていくと沸騰して死ぬまで分からずに水の中に居続けることから日本国民を鍋に入ったカエルに例えているようです。
「ナパージュ」 というツチガエルの国 =日本
・ナパージュに住む 「デイブレイク」 =朝日新聞
・身を張って 「ナパージュ」 を高所から見守る年老いた鷲の 「スチームボード」 =米国
・徐々に 「ナパージュのカエル」 を食おうとする 「ウシガエル」 =中国
「ハンニバル三兄弟」 =陸海空自衛隊
・世間知らずの平和ボケの平和主義者団体 「フラワーズ 」= sealdsなどの運動家?
・正論を吐く頑固で嫌われ者の 「ハンドレッド」 =百田尚樹本人?

舞台となるカエルの国「ナパージュ」はJAPANをローマ字で逆読みしたものと思われますが、本文の後に物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ない旨、記載されてます。



ストーリー【ネット引用】
凶悪なダルマガエルの襲来により、地獄と化した故郷の国を出たアマガエルのソクラテスが、苦難の道のりの果てに友達のロベルトとたどり着いたのは、岸壁の頂上にある平和で豊かなツチガエルの国ナパージュ。

ついに新天地を見つけたと安堵するソクラテスとロベルトであったがツチガエルたちのほとんどが奇妙な考えを持っていることに気付く。

カエルの楽園のナパージュの平和は、「三戒」(カエルを信じろ、カエルと争うな、争うための力を持つな)によって守られているのだという。平和なナパージュでの暮らしの中で「三戒」に心酔するロベルトに対し、今一つ「三戒」を信じきれないソクラテス。
 彼はナパージュで一番の物知りと言われるデイブレイクや毒舌な嫌われ者のハンドレッド、北の山に棲むワシのスチームボート、ヌマガエルのピエール、ウシガエルと戦えるほどの強さを持つが故に嫌われているハンニバル三兄弟などに会い、「三戒」の起源やナパージュ周辺の状態を知ると共に対する疑念を募らせる。

 そのナパージュに、南のウシガエル達が迫ってきていた。ツチガエルたちは元老会議でウシガエルにどう対処するかで活発な議論を展開し、プロメテウスという若手の元老が自分たちの手でウシガエルを追い払い、ナパージュを守ろうと提案する。
 しかし、元老のガルディアンやデイブレイクはウシガエルは友好的で無害だと主張し、プロメテウスを非難する。妥協案としてスチームボートに南の崖を飛んでもらうことになったがスチームボートはその条件としてツチガエルたちも共に戦うよう言い渡す。
 当然それは三戒違反となり、元老のみならず、フラワーズという若者を始めとしたナパージュ国民も激しく反対する。結局スチームボートは「お前たちがそう決めたのなら仕方ない」と言い残し、ナパージュを離れる。デイブレイクはそれをナパージュの真の独立だと讃える。

 スチームボートがいなくなって以来ウシガエルはより頻繁に現れるようになり、状況を見かねたプロメテウスは「三戒」の破棄を提案、その可否を国民投票で決めることになる。投票の前日、デイブレイクは国中の有名なカエルを広場に集め、「三戒」の素晴らしさを語らせる。そして迎えた投票日、僅差で「三戒」破棄は否決される。しかし、状況は好転するどころか悪化し、遂にウシガエル達の侵攻が始まる。

 ソクラテス⇒主人公。安住の地を探して故郷の国を捨てたアマガエル。仲間の大半を殺された果てに、ナパージュにたどり着いた。世界の残酷さを知っているため、ナパージュの平和が「三戒」で守られていることを今ひとつ信じられない。
 ロベルト⇒ソクラテスとともに、ナパージュにたどり着いたアマガエル。ナパージュを守っているという「三戒」に心酔する。
 クンクタトル⇒アマガエルの長老。ダルマガエル達ソクラテス達が住むアマガエルの国にやってきて、池を奪い、毎日アマガエル達を食べた。クセルクセスヒキガエルの王様。国に住むアマガエルを毎日5匹食べる恐ろしい王様。
 ローラ⇒ナパージュのメスのツチガエル。「三戒」を無邪気に信じている。卵を産みたがらない。
 マイク⇒ツチガエルの青年。ハインツ⇒ツチガエルの青年。
ピエール⇒ナパージュに住むヌマガエル。祖先はヌマガエルの国エンエンからやってきた。ツチガエルに似ていると言われると怒る。彼によるとナパージュのツチガエルたちはかつてエンエンで様々な残虐行為を行ったという。
 デイブレイク⇒でっぷりと太ったツチガエル。ナパージュの血塗られた歴史を憂いて、「三戒」を守り「正しく生きる道」を説いている。ナパージュで一番の物知りとして絶大な信頼を寄せられている。
 ハンドレッド⇒ナパージュの嫌われ者のツチガエル。毒舌でだらしない性格。彼によるとナパージュが平和なのはスチームボートがいるお陰だという。スチームボートナパージュの東の岩山の頂上に住む、年老いた巨大なワシ。昔、ナパージュのツチガエルたちと争ったことがあり、その際にツチガエルたちを多数殺害して勝利、一時期ナパージュを支配していた。彼によると「三戒」はもともと自分が作らせたのだという。
 ハンニバル三兄弟⇒ハンニバル、ワグルラ、ゴヤスレイのツチガエルの三兄弟。ウシガエルにも対抗できる力持ちだが、「三戒」を破るかもしれないと、デイブレイクの言葉で国中から嫌われている。
 ガルディアン⇒ナパージュの7匹の元老の一人で最年長。「三戒」を守ることを主張している。ハンドレッドによると先祖がヌマガエルらしい。
 プロメテウスナ⇒パージュの7匹の元老の一人で最も若く、言動が過激と言われている。「三戒」の意義とウシガエルへの対処を巡ってガルディアンと対立し、「三戒」を破棄すべきか否か国民全員の多数決で決めようと提案する。
 フラワーズ⇒お尻にしっぽがついている若いツチガエル。ナパージュの危機に平和を訴え、争いは嫌だと公言する。デイブレイクから目をかけられている。
 ウシガエル達⇒ナパージュの南の崖の下の黒い沼に住むカエルたち。毎日ほかのカエルを食べており、時には食べられるカエルの悲鳴がナパージュまで届くらしい。中盤からしょっちゅう南の崖を登ってナパージュに侵入するようになる。ツチガエルと言葉が通じる模様。


飛鳥新社から2016年11月10日発売の百田尚樹、石平氏による 『「カエルの楽園」が地獄と化す日』 も見つかりませんでしたが、店員さんに聞いたら 『カエルの楽園』 が置いてあった書棚の正反対方向の 「何でここなの?」 という場所の隅にポツンと1冊だけあってビックリしました。
 何が理由となって一般の人に買いにくくなっているのでしょうね?
 ※大手書籍販売の紀〇国屋書店での話でした。 
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