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資生堂・加納由理も引退

2014-05-15 00:03:03 | 長距離
今朝の京都新聞で資生堂・加納由理さんの現役引退の発表を知った。

彼女ももう35歳。古傷が悪化して、今年の名古屋ウィメンズマラソンは出場できなかった。
先日の仙台国際ハーフマラソン(6位)を最後のレースとして現役から退くことにした。

彼女はたしか、高砂出身。須磨女(現須磨学園)を経て立命館大学へ。
最初は産業社会学部だったが、練習場所であるBKCの経済学部に転部。
須磨学園の長谷川重夫監督の下で磨いたピッチの速さで、当時、大学駅伝と言えば京都産業大と言われた時代に、彼女の登場でメキメキと立命館女子陸上部は上位に上がってきた。
彼女は立命館女子陸上部の輝かしい功績に多大な貢献をしたことは疑いえない。

キャンパスで2度、3度声をかけたことがあったが、雪が降った朝の日曜日。スタジアム(競技場)周りをもくもくと走る彼女の姿を見て、「この娘はきっと強くなる」と確信した記憶は今尚、鮮明に覚えている。

レースでの彼女の記憶は粘り強いということ。
身長は150cmと低いがピッチは210歩を超えるようで、ストライドの短さをものとはしない。
最高は大阪国際女子マラソン 2時間24分43秒、北海道マラソンでは30℃を超える灼熱の中、優勝した。
世界陸上でも7位に入り、名古屋国際女子でも優勝経験がある。

残念だが今はゆっくり故障を治して、市民ランナーとして自由なランを楽しんでもらいたいと願う。

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