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京都Running

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最近のマラソンブームは?

2009-11-21 22:51:05 | マラソン
今日は来年4月18日に開催の長野マラソンエントリー初日。
案の定、初日で定員に達し締め切られたとか。パソコンの前で何時間もつながらなくて打ち切られたランナーも多いに違いない。
この異常さは何なんだろう?

どうも東京マラソンが始まって以来、人気のマラソン大会はエントリー開始が始まってすぐに定員に達し終了することが多くなった。
30000人の定員に21万人の応募があって、大会に出場することさえが難しくなってきた。それに漏れた出場できる大会に応募するために、こんな現象をエスカレートさせているようにも思える。
先の四万十ウルトラ100kmマラソンでさえ1500人の定員に4000人が応募したときく。

レースの醍醐味は普段は車が走る道路が交通規制されて自分が自由に走れること。
これは私が知った自由さ。
ところが参加人数が多くなると主催者と警察のせめぎ合いが始まる。東京マラソンが始まって、東京国際が年に何度も東京の街の交通規制ができないとして、今年から横浜に場を移した。

こんなにブームになるのだったら大会主催者もこの際、参加人数を大幅に増やすとか制限時間を大幅に緩和して一気に大大会にすればいいと思うのだけれど、どうも大会を主催する運営側はそこまでの勇気はないと見える。
5000人規模から1万人規模へは一気にできないようだ。2倍になれば、交通規制の時間帯が警察とのせめぎ合いとなる。しかし考えてみれば、地方の一大会でそれだけの規模にすれば地元にランナーが落とす経済効果は想像にかたくない。

ここで2つの例で今後のマラソン大会を考えてみよう。
福知山マラソン。京都府の中北部に位置する人口8万人足らずの地方都市で1万人の大会規模を誇る。マラソン100撰のトップに何年も輝いた大会。
福知山への大阪、京都からのアクセスの悪さはいなめないが、大会運営の至るところのスムーズさは福知山ならではである。駅から会場までのバス、メーカーのブース、トイレの量、エイドでの飲食物の豊富さ、私設のエイド、沿道途中の集落毎の応援、ゴール後の完走Tシャツと女性ランナーへの花一輪。そしてしるこ。至るところで福知山マラソンを街全体でつくり上げてることがわかります。
この福知山のノウハウを全国の大会を学んでいるようです。

もう一つは終了した京都シティハーフマラソン。かつてまだこんなにマラソンブームでない時期にあって、この大会はハーフながら5000人の定員で15000人の応募があって抽選漏れも大でした。
最終的には無くなってしまいましたが、主要な理由が財政難でした。
実情を知る走友に聞くと召集されたスタッフは日当まで出し、招待された選手も有名な選手が多く、ここがネックになったそうです。

世はマラソンブームとはいえ、ここにあぐらをかいてる大会はいずれ苦境に立たされるかつぶれるでしょう。ブームの便乗値上げをした長野マラソンがそうならないことを祈ります。

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