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佛大・森川監督、ヤマダ電機へ

2012-01-11 13:56:45 | ランニング
大学女子駅伝で佛大を2度日本一に導いた森川賢一監督が、佛大を離れ、4月からヤマダ電機で指導にあたることが明らかになった。

何故、ヤマダ電機へという疑問もわきそうだが、以前からヤマダ電機に移るのではないかとうわさされていた。
すでにヤマダ電機には森唯我、西原加純が所属している。そして、この4月には世界陸上10000mに出場した吉本ひかりという教え子が入社する。

桂高校の陸上部から佛教大の陸上部監督に就任して、京都では2番手の桂や北部の宮津高校などから選手を発掘し、ライバルは立命館大とふんで、選手を育成してきた。そして、立命とシノギを削り、関西だけでなく、日本一まで登りつめさせたその手腕は買われるべきだろう。
教え子でも実業団に入っても、実力をあげている木崎良子(ダイハツ・横浜国際優勝)、西原加純(ヤマダ電機・国体5000m優勝)を輩出している。
まだまだ、実業団では新興で中位のヤマダ電機のもっと上位に上げたい、佛大の森川さんならチーム力を上げていってもらえるとの思惑と合致したということか?
これから佛大とヤマダ電機とは大きなパイプでつながった。
さらに、今春から吉本ひかりの補強だから、当然、実業団での実力も上がってくる。チームのメンバーも佛大のように刺激し合ってチーム力も向上するに違いない。今年の実業団駅伝での動向も楽しみになってきた。

須磨学園の元長谷川重夫監督が豊田自動織機の監督に招聘されたように、実業団のヘッドハンティングなのである。小林佑梨子のように、選手にとっては高校時代から指導してもらった監督の元でトレーニングすることが居心地はいいのである。

さて、後任はまだ未定とのことだが、当然佛大にもコーチがおり、森川監督の考え方を身につけており、選手たちも浸透しているだろうから、監督が佛大を離れたからといって、大学女子駅伝での佛大の位置はけっして侮れないと思う。

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