野辺山高原ウルトラマラソンと金環食

一応、71kmの部にエントリーしていますが、事前のトレーニングは十分ではありません。
本来は京都北山のトレイルランとか桂川サイクリングロードの木津川50kmのロング走も計画していたのですが、体の調子も思うようには上がらず実行はできていません。
せいぜい桂川サイクリングロードをバイクで90km走ったとか屋久島での2日連続山歩きぐらいがめだったトレーニングでしょうか？

八ヶ岳・野辺山高原ウルトラマラソンは昨年、東日本大震災の影響で中止となりました。
ウルトラマラソンやトレイルランを経験するランナーにとってはきびしい勾配を経験する山岳ウルトラマラソンとして屈指の大会ですが、私はまだ75kmからの7度以上の馬越峠にチャレンジする気はありません。

しかしながら、1350ｍの野辺山高原から八ヶ岳の中腹1900mの林道を走る過酷なコースであっても、木々が芽吹く、もう一度春の訪れを感じるこの風景は魅力に感じます。
で、毎度挑戦するわけです。

で、レース翌日は朝早くから、常宿のペンション周辺をぎくしゃくした体のあちこちを早く元に戻すため小一時間ウォーキングを実施します。
朝日の上がる高原の朝はとても気持ちの良いものです。
植えつけられたレタス畑、カッコウのさえずり、沢のせせらぎ、山梨の花。いつもレース翌日は八ヶ岳の峰々は朝日に輝き、つかれた体と心を癒してくれます。

今年はレース翌日が関東甲信越で173年ぶりの金環食。
いつも通りの天気であれば、野辺山高原の澄んだ空気の中で金環食が見られそうです。金環食の光の中で、八ヶ岳がどう映えるか？　天候に期待しましょう。

トレーニングは不十分ですが、再開された大会。
東北の人の気持ちを思いはかって、とことん粘るつもりです。