少し前に2000年の軌跡を振り返りました。やや時間が経ちましたが今日は90年代を振り返ろうかと思います。
日曜日に開幕した神奈川大会。今年は開幕から2日間空くと言う、やや変則的な日程でスタートします。そして今週は天気も良くないようで 気持ちの“間延び”がやや気になりますが順調に行けば日曜日(15日)が初戦となる我が隼人。どうか気持ちを切らさず初戦までの時間を過ごしてほしいと思います
そして今回触れる90年度の軌跡ですが90年代の前半の資料がどうしても見つかりませんでした OBや関係者、ファンの方で夏の結果やチームの特徴などご存知の方がいらっしゃいましたらコメント欄にご記入頂ければ幸いです。後日データをまとめ記載したいと思いますのでご協力お願いします。
それでは・・・
<94> 【第1シード】 (主将) 久保 崇
2回戦 横浜隼人○10-0 ●三浦高校(6回コールド)
3回戦 横浜隼人○17-2 ●七里ガ浜(8回コールド)
4回戦 横浜隼人○ 8-0 ●大和西校
5回戦 横浜隼人○11-6 ●相洋高校
準々決勝 横浜隼人● 6-10○横浜商工(ベスト8)
※ 秋の初戦で桐蔭に破れ苦難の船出となったが春には準々でY校に競り勝ち準決では日藤に敗れはしたが終盤まで競り合いを演じた(2-4)。そして創部初の第1シードとしての夏は打線も活発だった。初戦から敗退までの5試合全てで2桁安打を記録(10-17-13-13-10)。隼人の歴史上でも上位の強力打線だった。久保・星谷・岩本など役者も揃い充実した戦力だった。
<95> 【第2シード】 (主将) 小椋 智
2回戦 横浜隼人○ 5-4●鶴見工業
3回戦 横浜隼人○10-0●逗葉高校(7回コールド)
4回戦 横浜隼人● 3-4●平塚学園
昨夏の経験者、佐藤・山元・小椋など打線の核と持田・田口など力ある投手陣を誇りバランスの取れたチームだった。4回戦の平学戦では幸先良く初回に3点を先制したが中盤に逆転を許し競り負ける結果となった。初戦しかり隼人戦以外でも1点差ゲームの多い大会となった。
<96> 【ノーシード】 (主将) 園田 真啓
1回戦 横浜隼人○24-0●栗原高校(5回コールド)
2回戦 横浜隼人○12-0●富岡高校(6回コールド)
3回戦 横浜隼人○ 6-1●西湘高校<第3シード>
4回戦 横浜隼人●4-15○神奈川工業(5回コールド)
秋は横浜、春は市横須賀に敗れるなど今一つ波に乗り切れなかったがエース・猪井や大賀・小椋などがチームをまとめ夏には第3シード、西湘に完勝するなど片鱗も見せた。しかし4回戦では4エラーなど自滅。新聞では「まさかの敗退」などとも報じられた。力はあるが波が荒いチームだった。しかし初戦の24得点は圧巻だった。
<97> 【第3シード】 (主将) 志賀 直人
2回戦 横浜隼人○11-2●県商工
3回戦 横浜隼人○11-1●県川崎校
4回戦 横浜隼人○ 3-2●湘南工大付
5回戦 横浜隼人● 1-9○桐蔭学園
この年も秋は県大会優勝校のY校と初戦で激突。屈辱のコールド敗退となったが春には日藤といった実力校を撃破。大会注目右腕の野路や技巧派、古崎で挑んだ桐蔭戦では3被弾でまさかの大敗。浅井(阪神)平野(オリックス)と言った注目選手に攻略された。しかし打線では橋本(哲)(剛)や夏に本塁打も放った圷など戦力は充実。県内では度々取り上げられた好チームだった。
<98> 【第2シード】 (主将) 西森 登志郎
2回戦 横浜隼人○12-2●磯子高校(7回コールド)
3回戦 横浜隼人○ 4-3●法政二校
4回戦 横浜隼人○17-4●瀬谷高校
準々決勝 横浜隼人● 3-4○横浜商大(ベスト8)
記念大会となった東神奈川大会は第2シードとしての参加。初戦では1年生佐野(現・コーチ)の満塁本塁打で華々しくスタートを切った。商大戦でも2点を先制するなど苦しめたが1歩及ばなかった。ただ松坂世代で横高史上最高打線を持ってしてでも「あの投手は嫌だ」と言わしめた好投手の八筬や商大戦の最終回、ライトへ特大アーチを放った左の大砲・柏木など核も揃っていた。準々はノーエラー食らい付くなどレベルの高いチームでもあった。
<99> 【第1シード】 (主将) 伊藤 雄祐
2回戦 横浜隼人○ 8-4●神奈川工業
3回戦 横浜隼人○12-0●橋本高校
4回戦 横浜隼人○13-8●茅ヶ崎北陵
5回戦 横浜隼人●3-11○武相高校
春は創部最高の準優勝、関東大会も経験した。エース八木は創学館・石井と共に神奈川を代表する左腕として注目された。また打線も強打者、橋口や小野などが若いチームをバットで引っ張った。序盤では神奈工、北陵などに打ち勝つなど打線も活発だったが武相戦では逆に投手陣が乱れ思うような展開にはならなかった。それでも、この年から続く3年連続第1シード獲得など隼人の飛躍に期待を抱かせる素晴らしいチームだった。
と、ここまでが90年代のチームです。冒頭にも触れましたが90年代前半のチームは成績の資料がありませんので書けませんでした ただ白戸選手、TDK千曲川で活躍し社会人野球で東京ドームにも出場経験のある平出選手を擁した91年度・左の好打者、牧山選手や守備の達人・山下選手などを擁した92年度、不動の4番、塩田選手や西岡、菊池、長崎選手など大型選手の揃った93年度など好チームは沢山ありますし、現在の土台となっています。
そして共通の夢であり目標でもある『甲子園出場』
現役選手に思いを託し応援していきたいと思います
初戦まで、あと5日
必勝 横浜隼人