こんにちは、のほせんです。
ずいぶんのご無沙汰でしたが、
みなさんはお変わりありませんか?
あの東電原発爆発に直面した福島県のみなさんの生き難い叫びが
多数の自殺者累計発表のかたちで報道されています。
・・「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が原因とみられる福島県内での自殺に歯止めがかからず、
今年は5月末までに8人が命を絶った。
内閣府が20日、福島市で開いた被災3県合同の初の自殺対策会議で明らかにした。
平成23年6月の統計開始からの累計は54人に上るが、会議では原発事故という特殊要因を抱える本県に特化した自殺防止対策はまとまらなかった。」 (福島民報)・・
はたして、行政の連中の統計すら、たしかなものかもあやしいかぎりですが。・・・
もとより、ためにするフッコーを声高に喧伝する行政の連中がほんとうに助けられるともおもえないし、
いまとなっては、だれも本気で期待などしていないだろう。
だれかが言っていたが、
「民を助ける官吏など見たことがない!」というのはまったくそういうことを指しているのでしょう。
国中のすべてのギョウセイ部門は、支配のためのシステムであって、
「公共の福祉」を錦の御旗に個を顧みず、人でなし政策を国是としてはばかるところがない。
ゆめゆめ民を助けるサービス部門などではなく、そんなものはついでの駄賃にすぎない。
ギョウセイとは、召し上げた税を予算といいかえて、それを利権資本となかよく食い尽くす魔物。
それはまた、とめどなく増殖を志向する悪しき細胞のようでもあり、
情けないことに、民は維新のときからこの連中を養い、しかも支配されてきたわけだ。・・
さて今回は、
「ボルドーワインは死んだ!」という、ショッキングなタイトルですが、
世界のワイナリー業界もまた、巨大資本に蹂躙されて
いまでは有名ブランドワインが軒並みに「別の物」になり果ててしまったというお話をおつたえしたいとおもいます。
もちろん、ブランドワインなど私たちの口には滅多に入るわけではないのですが、
問題はその強大な資本により、御用批評家やソムリエを抱き込み恣意的な点数主義で購買者を洗脳し、
その結果、小さなワイナリーがはじきだされて立ち行かなくなってきたことにあります。
ドキュメンタリー映画「モンドヴィーノ」は2004年に発表されたもので、
すでに10年がたったいまではさらに「グローバル」化が席巻拡大されたことが予想されます。
・・「いまの人は怠け者になったし、消費生活というものに呑みこまれてしまった。
そして、人間は威厳をうしなった。」
そう語ったのは、イタリアサルジニア島ボサのワイナリーのおやじマイスター。
・・「はっきり言おう、ワインは死んだ。チーズも果物もだ。
ワインとは何か? 人はワインと宗教的な関わりがあったんだ。
愛やつつしみとともに、化学肥料を入れない生きている土と時間と気候とが形而上学的に関わってきたんだ。
ボルドーは今や拝金主義に堕した。」(ボルドーワイナリーのギベール氏)・・
1982年に、「ワイン批評家ロバート・パーカー」が忽然と登場した。
ワインの格付けを点数によりおこなうという、一見公正にみえるやり口で “信用” を築いていった。
むろんのことにバックにはグローバル資本が隠れているから、大手を振って神様気取り。
「この世界では金がすべてを支配しているし、金は大企業に流れてゆく!」(パーカー談)
フランスのワイン局不正行為担当者は「パーカーこそ不法行為の元凶だ」と名指しで指弾しているにもかかわらずだ。・・
「ブランドワイン、たとえばシャトー・ムートン・ロートシルトだ。 その偉大な名前を
あらゆるワインにラベル付けしてその名を汚してしまい、信用を失くした。
別物になってしまった。 伝統を棄てたのだ。」
「シャトー・ムートン・ロートシルト社は「ロスチャイルド男爵夫人が現在のトップです。」
「夫人はカリフォルニアではモンデヴィ社と20年以上もオーパス・ワンの共同経営をやってきた。」
また、高級ブランドのワイナリー・サンテミリオン社の幹部も、
「パーカーのお陰だよ」と発言している。・・
「タンクに微酸素処理することやテロワール(地味)の無さを新樽のオークで隠して
より均一でグローバルな味だといって宣伝している」・・
ワイン・コンサルタントは悪びれずに言う、
「パーカーは米国側の優秀な代弁者だ。 彼を含めた批評家たちは互いに評価を合わせている。
いかにも消費者側に立った批評家だと誤解させること。 宣伝PRとはそういうことだ。」・・
・・「わたしのテイスティングは見せかけだけのパッとひろがる今どきのワインとは違う。
舌から喉へ長く味わう。それは広がるのではなく、まっすぐ長くだ。」(ブルゴーニュワイナリーのおやじ )
「そう、この今風のブランドワインは娼婦のワインていうのよ。ひとを騙すワインね。
最初からすぐに口いっぱいに広がり、いい感じになったとたんに背を向ける、裏切りのワインよ。」(その娘さん)
「いまやワイナリーの戦場はブルゴーニュだ。
レジスタンスと戦争協力者とのたたかいなのだ。
若い者でもワイナリーの伝統に戻るものが出てきたんだ。」(おやじさん)
「ワインは造る人に似る。パパのワインは素っ気ないほど頑固。 だけど15年たつと旨くなる。」(娘さん)・・
・・「この現代社会には新しいファシズムがある。“ 流通の独占だ ”
良いワインは不要! ただ均一なものを大量につくれ!という脅迫のもとに」・・
「この国(フランス)でもいま、自由が抑圧されている。
だれもが、 “ 国のためなら我慢しよう ” という。」・・
「われわれには胸を張って生きてきた誇りがある。
金持ちか貧乏かは問題じゃない。
現代人は進歩という幽霊に惑わされている。」・・
・・グローバル資本が、世界中の地域産業を根絶やしにし、
その土地に生きてきた個の人生の尊厳をも踏み潰そうとしている。
このドキュメンタリーが世界で観られることをねがいたい。
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ええ❗️
ボルドーの高級ワインは?
OUTってー⁉︎
ヒドい時代になっちゃったね〜(≧∇≦)
そうすると、
ポルトガルとか、スペインの田舎のワイナリーが
まだ、まちがいないかなー❓
バン ルージュ じゃん
あらー 飲み過ぎたー
失礼しましたー(≧∇≦)