ギャラリー寧波からの発信

永平寺門前にある禅の里駅「越前焼」の“ギャラリー寧波”から周辺の出来事、門前街でのイベント予定と結果などを発信します。

愛宕(あたご)物語 ・ ・ ・ さわやかな初秋の切り抜き

2012-09-02 10:32:57 | 歳時記
■8月の31日(金)16時半頃。一組のカップルがお店(大関)に入ってこられ、ソフトクリームを・・・。お二人の会話から、愛宕山に登られたようす。ご迷惑とは思いながら、愛宕山にまつわる観光協会としての取り組み(身近なハイキングコースとしてのPR)などをお話しさせて頂きました。そして記念に「愛宕山ハイキングコース絵地図」を差し上げました。
   
■ちょうど翌日(9/1)、愛宕権現祭が行われるので、私もお参りに出かけることに・・・。11時頃から山頂で法要とのことで、10時に家を出て梅花講の方々が作っておられるごちそうを拝見。
   
■10時15分竜門前、そして通用門の処へ。
   
■唐門(勅使門)に向って右前方へ。「寂光宛」の看板に沿って川沿いを。
   
■100メートルほど進み初めての橋(白雲橋)を渡る。
   
■左手に「玲瓏の滝」を見て、右に「愛宕観音堂」登り口が・・・。若い和尚さんが駆け足で登られて行く。そのあとに続いて・・・。
   
■10時30分、中腹の「護国観音堂」に。
   
■ここからもご本山の全景が。頂上に比べここが木陰もあるので(長~い)一休み。法要の準備をされている和尚様にお声掛けしたら、先ほど駆け足で登って行かれた方。ここに来るきっかけとなった、あの若いカップルの話をしたら・・・。なんと!この和尚様も31日の午後、出会って会話を交わしているとのこと。「男性はスニーカー、女性は白い・・・でしょう?」と言われて「そうです! そのカップルの為にも是非写真を」と頼み込んでパチリ。お名前は「彦英」と書いて“げんえい”さんと呼ぶそうです。不思議なご縁に感動さえ・・・。
   
■11時頃、大勢の御坊様が頂上に向かって通られたので、そのあとについて山頂へ。
   
■山頂には「愛宕観音」のいわれを記した看板も。また、ここからの永平寺全景はひとしお。
   
■11時10分法要開始。約70名の読経は荘厳。ご本山以外の参列は私一人。お焼香もさせて頂きました。
   
■11時40分、中腹の「護国観音堂」の前でも法要が。ここでも一人ご焼香を。法要の写真を撮っている頭に“コツン”と「どんぐりの実」が。記念に拾ってポケットに。
   
■12時頃、境内まで下りてきて通用門前の「一葉観音」の前で法要。一般参拝客の焼香台が設けられており、私もそこで・・・。
   
■この撮影時、足元に目をやると“ケヤキor樫の木の赤ちゃん”が芽を。先ほど拾った“どんぐり”もポットに入れて育てよう!という気持ちが・・・。 そして、一連の法要を終えた御坊様方と梅花講の方々は、境内にある「地蔵院」にてあのごちそうで会食を。
   
■以上で、「愛宕物語・・・さわやかな初秋の切り抜き」のおはなしはお終い。でも拾った“どんぐりの実”が芽を出すこと、“ケヤキor樫の木の赤ちゃん”が元気に成長すること、そしてこの話のきっかけを作ってくださったあの“さわやかなカップル”の未来にしあわせ多かれと祈念してお開きとします。
   

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1 コメント

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愛宕山物語 (えいかん)
2012-09-03 12:33:22
この行事一つにしても、お寺と門前の深いつながりを感じます。梅花講のみなさんの心づくしのごちそうが、そう物語っています。9月に入って、少し涼しくなった永平寺へ、お時間があったら、愛宕山へも登ってみてほしいですね。
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