路次・・・ろし

みちすがらの戯れ歌です
自:平成21年1月晦日
(2009年)
詠み人:雲(くも)

忘れ花

2019-01-20 | 日記

忘 れ 花   

  

 なぜか気になるあなたの背中

 耐えてる肩に積もる雪

 忘れてくれと走り書き

 残して消えた人でした

 

声を嗄らして鳴いたとて

移り気なだけ不如帰

 あれからどこでなにしてる

 夏の禊(みそぎ)の風の夕暮れ 

 

拾った噂で知りました

 遠い砂漠で見たという

 白く咲いてる忘れ花

愛をさがしているのです 


 


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