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AB19450916VIRGO
 

麻布十番から新橋まで

2013-02-24 13:51:52 | 散歩

昨日の散歩

東京タワーの喫煙所で一服した
目の前にこんなサインボードがあった
ま 確かに
こんなじじいでも出かければその場所になにがしかの少ないお金を落とす
交通費 観覧料 食事など
そして自分は 気晴らし 安らぎ 好奇心を満たす目に見えないものを受け取る
大げさには 精神的満足感を得る

この周辺で気になったのは
微かなドブの匂い 亜硫酸ガスの匂いがしたことだ
地下で工事が行われているのかもしれない

気になるのは噴火だ
過去の例から見て マグニチュード9以上の巨大地震の後
3年以内に近くの火山が噴火している事だ

カムチャッカ地震 アリューシャン地震 チリ地震 アラスカ地震 スマトラ島沖地震
100%の確率で噴火が起きた
気になるのは 富士山と箱根山だ
台風地震噴火と自然災害のもっとも多い国だ
それにプラスする事 放射能災害も進行形である
災害があるのが普通の事と思うようになった
昔の人たちもそうやって心構えして日々を過ごしたのだろう

大江戸線麻布十番で降りた
麻布十番商店街




ひところ減っていた 中韓の観光客が増えたようだ
欧米人の観光客はずっと変わらず
最近は言葉を聞かなくても 中国人韓国人の顔の区別がつくようになった
でも 話す声が大きいのを除けば日本人の観光客とそれほど行動は変わらない

ここは 昭和30年代と現在が混在している街だ
麻布 白銀は高級住宅街と勝手に信じていたし
東京に住んでいたころでさへ 来たことはない所だ
興味を引く建物が多い

路地を入った所に 蕎麦屋という名の店があった
昼だったので入ってみた
俺と同年配の夫婦と思われる二人だけでやってる店らしい
作りは 自分の学生時代の小さな食堂みたいで和む
上天丼 1000円を注文

4人ほどいた客は常連さんみたいで 親父さんと親しく会話している
カウンターの端にいた客は酒を飲みながら つまみを時々頼んでいた
味も懐かしく 昔の食い物屋の味だ 可もなく不可もなく 個性を主張していない
旨い店は沢山あるが 自分の年齢のにとって 雰囲気が味そのもの
勘定を済ませようとしたら 親父さんが唐辛子をくれた

菅原文太さんの農場で作ったものらしい

天麩羅の野菜は文太さんのところのものです と 親父さんがゆう

恐縮して 礼を言い 店を出た
帰宅して写真に撮る
ペペロンチーノに1本使ったら結構辛い


菅原文太かぁ
昔 玩具や模型を商っていたころ 確かデコトラが流行った
彼が愛川欣也と出演する映画 トラック野郎 の影響で 全国のトラックがイルミネーションだらけになったな
あれからもう40年も経つ

このタワーも55年経過している
ボルト締めの鉄骨構造が見飽きない
スカイツリーも悪くはないが このクラシックな作りが自分には馴染む
あの頃は目を遮る建物など皆無であったが
こうやって改めてみると 50年は長いな

やって来る時間はカタツムリのようで 新幹線のように過ぎ去って行く
自分はまるで時を反芻する牛のようだ
でも あの若い時と異なる感覚は新しい



ほー こうやって来た道を眺めると 随分今日は歩いたようだ



ガード下の飲み屋風俗街を新橋へ歩く
一杯やっていきたかったが 我慢して帰宅
電車で居眠り ゆったりした休日を過ごせた

明日からまたしばらくは忙しい
亡中閑あり と言うより閑を作り休む
休息は必要
今日は家でゆっくり



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