ある男の人生
日本の敗戦の事実
敗戦の日本の情景
広島原爆が日本に落ちた頃生まれた
gibumiチョコレート 子供30人
飢えの為 米兵にたかる
3人の子の膨らんでいる腹
多分 7歳位
1ヶ月以内に彼は回虫で死ぬ
腹は回虫だらけ
死ねば
目 鼻 耳 ちんこ 肛門
穴と言う穴から 回虫がうじゃうじゃ出てくる
おんなのこは 尿道 膣が加わる
ヴェトナム戦争
学園紛争盛んな頃
機動隊と遊んでいた頃
ホルマリンプールに浮かぶ米兵遺体の特殊清掃
高給だったが3日で辞めた
人間の尊厳の凄さに耐えられなかったからだ
人は死ぬとものになると言うフレーズは
人を物として見てるようで
その即物観は自分は採用しない
spiritは「霊魂」より「精髄」の方がしっくりくる
大自然の法則だ
この方が自分にはあっている
小さな世界に閉じこもらず大空へ羽ばたきたい
場所を小さな教会に閉じ込めず
大自然の恵みをあらゆる場所で感じていたい
鹿島神道とローマンカトトリックの精髄に違和感はない
だいたい閉じこもるとろくなことはない
すかしこんだ救いを求める軟弱な精神空間に窒息した
空へ大地へ 大きく飛び出したい
せっかく大地から戴いたbodyなんだから
自分は和魂洋才なので 天地の恵みに感謝し天地で遊ぶ
In nomine Patris et Filii et Spiritus Sancti Amen
「空と大地と魂の名のもとに」と十字を切っていた
焼けば肉は空へ帰り
骨は海や大地に帰る
人は大地から生まれ大地に帰る
ナンシー・ウッドの詩がある
禪や武道の死生観にとてもよく似ている
today is a good day to die
every living thing is
自分は 腸が第1脳 脳を第2脳としている
自分のボディは1945年製だが
よく働いてくれて感謝している
大人から
今日の犠牲者の数を報告しろと言われたらどうだろう？
やがて
死体に慣れ 直視しし 死体の数をかぞえられるようになる
残酷な死体とウクライナの子供たちのように戦争の死に慣れて行くだろう
ヴェトナム戦争
交戦国17カ国
ハノイ市 共産国
ホーチミン市 自由民主主義国
ベトナム
南・北 民間人合わせて約300万人死んだ
米軍兵士 5万8,220人戦死した
カンボジア人 犠牲 27万5,000～31万人
ラオス人2万～6万人が死亡1,626人が行方不明となっている
戦争では民間・兵士問わず人が死ぬ
上野の靴磨きの子10歳
煙草くわえて靴磨き
赤線が無くなったのは俺が中学生の時
札幌のすすき野は足踏み入れるのが厳禁
学校の校長が
「君たち 入ったものは わかるな 放校」
現代語翻訳 退学せよ！
9歳 occupying armyのIQテスト
1/15突然躁状態になった
むかし若い頃 善光寺で瞑想禪
1967年原宿のキディランド入社
初任給19,800円
親父は三菱の課長 月給12万
食堂無料 長期定期無料 厚生福利施設無料 テニス・ビリヤード
キューとボールと食事は自前
年2回のボーナス100万
体のエネルギー効率を上げる作業だ
人は瞑想を神秘化しすぎる
もっと軽やかなものだ
抜けた人は皆軽い
与えられた食事と水で10日生存できるようになった
師匠から言われた
「みえたか？」
「はい」
「あれは？」
「無気配は70％です」
「お前自宅に帰っていい」
とりあえず 卒業
自分は師匠の足元におよばない
昭和48年 株式会社を作る
資本金300万
20年目会社精算
母に600万
弟に600万
妹に600万
1990年
知り合いの銀行に600万の融資を頼む
「自宅に根抵当権をつけてくれればご融資します」
悩んだ
死ぬまで約手と小切手
法務局の書類を
自分の戒めと今も大事に保存している
外装 内装 什器 宣伝チラシ バイトおばちゃん二人雇用
1080万かかる
悩んだ
失敗したら 首吊り 子供3人 中学生
孫を保育園へ送るため
時給1,000円のパートのじじいになった
ラパンを人生最後の車にするつもりだったが
ディいらーで ブリティッシュグリーン
コペン欲しい
車に惚れるってあるんだな
即手付 納車は7月になるようだが
この胸のときめきはなんだろう？
ザビエル禿のジジイでも ときめくってあるんだな
