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本歌取のつもりで一首作る
元歌 古今集 よみ人しらず
「身を憂しと思ふに消えぬものなればかくても経ぬる世にこそありけれ」
(もう振り返ってももらえぬ わが身 とてもつらいが 消してしまえるものではない
でも こんな私でも こうやって身を永らえていける この世なのだなあ)
こんな意味だろうか
31文字に思いをこめる 昔の人の情を学ぶ
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昼休み 橋のたもとのベンチで日向ぼっこが春秋の楽しみ
十数分 頭を空っぽにし 何の変哲も無い風景を頬杖ついて眺める
鳥の声など聞いてると 意識をしてないと背がすぐ丸くなる
昨日は春の嵐
枯れた畑や田に土ぼこりが舞い上がり 黄色い靄がかかる
顔に 砂粒があたり 目を開けているのもようやっと
だが 大地の生業はそれが台風であろうと雷であろうと
心の何処かが 安堵して浸っていたくなる
いつから . . . Read more
立ち上がるのが惜しいような
服についた枯れ芝をはらって
また 歩き出した
光が空から舞い降りてくるような
光の踊りが見えるような
そんな気がした
公園の春は笑顔で溢れていた
笑顔もついでに分けてもらった
春 弥生の日 安らぐ日 . . . Read more
どうも これだけ見るとしみじみが出てるようだが
俺は 特に しみじみしているわけではない
客観的事実を言葉にしてるだけだが
言葉と言うものは 随分多面的なものだな
日曜日 妻は仕事に出かけた
食器を洗い 掃除機をかけ 台所など片付けていると
1時間半すぐに経ってしまう
日曜日の新聞は
「今週の本棚」と
西原理恵子氏の「毎日かあさん」と
海原純子氏の「心のサプリ」をゆっくり読む
「心のサプ . . . Read more
新規投稿 途中のままだった
夕べどうしてるかな なんて思ったのだろうか?
先週顔見て 安心したばかりなのに
こいつとはとうとう判り合えなかったが
俺に対する無用なとんがりは無くなった
妙な 意地っ張りも無くなったし
お父さんに威圧感感じなくなった って言ってたし
それにやさしくなった
義理のバレンタインチョコくれたし
俺に素直に甘えるようになった
少なくとも
俺を父親として特別なも . . . Read more
シャッターボタンを押す前後 数秒間 記憶が薄らぐ
どうも自分の目がレンズに移動してしまったような感覚だ
ファインダーを通して見てるのは
俺の目ではなく CCD素子
カメラが自分と離れて勝手に撮っている様な
PCに落とすと 人の写真見ているような気がする
霧の濃い川端の桜だったな . . . Read more