てるどんの部屋

兵庫県在住、コブクロとKinKiとTEAM NACSが大好きな22歳女子が、なんだかんだと日々の出来事を語ってみます♪

2日前まで先生と呼ばれていた人間の日記。

2009-11-15 | 日常の出来事
いやはや、お疲れさま、自分っ
というわけで、13日の金曜日で、
1か月間の特別支援学校での教育実習が終わりました

たくさんの人たちに励ましの言葉をいただきまして、
めげることなく1ヵ月乗り切ることができました
感謝感謝でございます

私が行った支援学校は、
いい意味でゆるくて、のんびりしてて、
小学校での実習のときのような堅苦しさはなく、
先生の視線を気にすることもなく、
のびのび過ごすことができました
 
高等部配属と聞いて最初はビビってましたが、
それも最初のうちだけで、
体は大きくたって、
笑顔はやっぱり最高なんです
そりゃ小学部の子たち見たらやっぱり、
「あぁ~かわいい~」って思ったけど


授業は、一般の学校のように教科書って特になくて、
“指導要領に準ずる”って形での授業なもんで、
どんな風に指導するかは先生が決めれるんです
難しいっちゃ難しいけど、
生徒の様子見ながらどんどん柔軟に変えていけるから、
小学校の授業よりもやりやすかったなぁ

小学校での授業は、がっつり指導案書いて、
指導案通りにできなかったら、
指導教官の先生からたくさん指導があるんですよ

でも、支援学校の指導教官の先生は、
「授業やってから指導案書いてもいいよ」って
一応『実習の記録』っていう大学に提出するヤツに、
指導案と授業の反省もはさまなきゃいけないのでね。。。
だからありがたく、授業後に指導案書いてました

でもその方が、生徒の様子見ながら授業変えていけるから、
予定通りに進まなくても天パらなかったし、
指導しやすかったです


生徒たちは、わりとすぐに私を受け入れてくれました
「先生」と呼んでくれて、話しかけてくれました
そりゃナメてかかってくるヤツもいましたが、
慣れてくればこっちもビシッと先生らしくやってましたよ

28日が学習発表会なんで、
それに向けて毎日練習がありました(!)
一般校なら1回の練習でできるようになることでも、
彼らは何回も何回も、たくさん時間をかけて、
それでやっと慣れてくるって感じです
でも、のんびりと、焦らず……
そうしてちょっとでも出来るようになったり、
慣れてきたなぁと感じることができるのが、嬉しくてね

歩幅は違えど、みんな前に進んでいました
その一歩を見ることができた時、
大きな喜びを感じることができました
(こんなこと言ってて先生にならないんですね、私。笑)


そしてなにより、笑顔ですね
彼らは、愛想笑いなんてしません
嫌だったら嫌だって、全身で不快感を表します。
その逆ももちろんありで、
嬉しい時や楽しい時は、全身で楽しさを表します。
本当にうれしそうに笑います。
そしたらやっぱり、その笑顔はうつりますね
こちらも笑顔になって、楽しくなります

この実習では、何度も彼らから笑顔をもらいました。
この笑顔を見るためなら、
何ができるだろうって、いっぱい考えちゃいますね。
みんながずっと笑顔でいられたらいいなぁ
(こんな風に思うのに、先生になる気ないんですよ、私。笑)


実習はつまりは、
「先生になるための勉強をする」のが目的で、
「教える」ことをする時間はたくさんあったけれど、
私が教えたことよりも、
みんなに教えてもらったことの方がたくさんあったなぁ。。。
毎朝の早起きはつらかったけど、
彼らと過ごす時間は本当に楽しかった


明日からまた大学生活に戻ります。。。
35分授業だった毎日が、
いきなり90分授業に戻り、
終わればまっすぐ家に帰っていた毎日が、
いきなり22時過ぎまでのバイトに戻ります。。。
…いやだぁ…学校行きたくなぁい…

実習での経験をこれからの大学生活に活かして…
なんてベタなことは言えませんが、
楽しかった思い出で心いっぱいにして、
明日から頑張りますっ

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2 コメント

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お疲れさま! (みきにょ)
2009-11-16 13:01:51
人生においての宝物の期間が終わりましたね~。
未来の職業にならなくとも、
この体験は“人”を豊かにしてくれることでしょう。
「もとの毎日」に戻るわけですが、
すでに「もとの気持ち」ではないことでしょう。
心の豊かさは表情に出ます。
笑顔もキラキラしていることでしょう♪。
これからも、忙しさと仲良くしながら
毎日を頑張ってくださいね♪
お疲れ様でした!!
コメントありがとうございます♪ (☆てる☆)
2009-11-17 21:58:19
いやはやとうとう終わりましたぁ
実習中はご声援いただきまして、
本当にありがとうございました

ほんとに、心が豊かになった気がします
一生のうちで「先生」と呼ばれる機会ってなかなかないでしょうし、
教師として子どもたちと接する中で、
「この子に何ができるだろう」と考えたあの瞬間の気持ちは、
ずっと忘れずにいようと思います
誰かを笑顔にできることは、やっぱり最高です

これからもまた忙しい日々が続きますが、
そんな毎日を楽しんでいこうと思います