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夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

彦山権現誓助劔(ひこさんごんげんちかいのすけだち)

2011年02月09日 | 舞台鑑賞

今月、大阪松竹座で二つの仇討ものを仁左衛門(松嶋屋)さん主演で公演をしている。

まあどっちかと言うと拝見したいが我慢しようと思っていたのだが、ラッキーな事に昼の部を観る機会に恵まれた。が、良く調べてみると昼の部は何時もより終わるのが延長みたいです。

お稽古も行かなくてはと、思いながら仁左衛門さんが登場するまで舞台を拝見していたのであるが、通し狂言なので中々六助の登場がないのよね(でも登場まで待ってるよ)

肝心の大詰めは残念ながら時間切れ、でも孝太郎(一味斎姉お園)、松也(妹お菊)、新車等綺麗だし頑張っていたし、段四朗、彌十郎もそれぞれ貫禄を感じさせた。

そして、ラブリン事愛之助の見せ場が多い(すご~く陰険で悪知恵のある悪党役)
先月の浅草歌舞伎では良い人だったのに、今月昼の部では敵役。
器用に演じていたのが印象的かな

通し狂言は長いから嫌がる人もいるけど、私は結構好きです。(わかりやすく理解できるから)

チラシの写真には六助(仁左衛門)の眉間に傷があったのは愛之助演じる京極が人のいい六助につけた傷とわかったり~

毛谷村は何度か拝見したことがあるが、剣の達人ではあるが正義感あふれ飄々とした六助の松嶋屋さんを大詰まで観たかったなと思いました。

後ろ髪ひかれる思いで松竹座を後にしました。