大阪松竹座において7月大歌舞伎「NINAGAWA 十二夜」が初日を向かえ大入りの中、幕が上がりました。
大阪に来る前にロンドン、東京で公演をして特にロンドンでは(シェイクスピアの本場)スタンディングオベーションの毎日で絶賛を浴びたらしい。
そんな噂を聞きつけたお調子者の私は(以前テレビの放映を拝見したけど~)行ってまいりました。
そりゃ~素晴らしかったですが、(うん?素晴らしかったかな~?)内容は別に感動するほどでもなかったけど舞台装置は驚いたり、綺麗だったりどの場面にも花がこぼれるように舞台一杯、そして鏡が上手く客席と一体化した演出はさすがだなと思いましたね。
そして、そして、外国でも主役より評判がよかった”悪巧みの一員腰元『麻阿』の市川亀治郎が本当に上手いのよね。
食べながら話したり、舞台で平泳ぎしたり今までに無い行儀の悪い、それでいて賢こい女形を演じ、シェイクスピア作品の軽妙でしゃれっ気たっぷりのロマンティック.コメディそのもので客席に笑いの渦が起っている。(因みに悪巧みには、翫雀、左團次、團蔵)
贅沢な話だけれど舞台全体が見えるところで観た方がいいと思うが贔屓の顔を見るなら前の席がいいかな
色々と私が言うより、評判の舞台は自分で確かめて下さいね。
言い忘れましたが、主役は音羽屋さん《菊之助、菊五郎》ですが、二役なので「めでたし々」はマジックが仕込まれている?判るかな?(私はわかったよ)