最近のトヨタ関連のニュースを見ていると、トヨタ自動車という会社、今何か可笑しいぞ!すべて後手を踏んでいる。お役所の様に見て見ん振り、触らぬ神にタタリなし、上から下まで風が通らぬ、情けない事ばかり起きているぞ!
特にアメリカで起きている事は2~3年前にアクセルがマットに引っかかて暴走と報道されていた。その間事実をボトムアップしていないか、無視か、これらは社内政権交代時、社内は冷めたか、あきらめか、バラバラになっているかと洞察。
8日の段階でガキのTVCMがまだ放映とは社内の危機管理統一性が無い事を物語っている。どの部署であっても社会的環境を読めばどの様な行動するか、TVCMの自粛は当然すべきで、CM見た時世界中にブレーキが利かない車を拡散させた責任は只そのユーザーの問題だけでなく路上に居る全ての人間の生命の危険を与えている悪質な企業である認識が無さ過ぎる。
今は走っているトヨタ車を見れば危険な暴走車かと不安になる訳で、その当事者の広報担当者は売りたい営業の問題でなく自粛、謹慎する行動に出てこそ企業人ではないか。
今日8日TV会見にトヨタ関係者ボンボン社長と品質担当責任者の会見の顔つき、只ユーザーだけでなく国民に向かった会見とすれば、頭が高い!強気な言葉、目線は上を向いての会見等々今まで順風満帆過ぎた企業風土に危機管理が無い。
小生定年後車を捨てた人間ですが、今問題のABS国産品無かった時代にビスタ4WDに装備15年間3台乗継いだ経験者として、ABSのクセは手こずった経験あり、プリウスの問題は答えを一つで解決し様とすることに問題があると思う。
25年前の出来事を思い浮べて、リコール回避の心情は理解出来るが一言で「頭が高い!」に尽きる。 (ABS高速ではハンドルとブレーキの操作は思いのまま出来るが、低速車間距離の無い時は非常に難しい)これら売る時初心者にはくどい位同乗経験説明は絶対必要。車の危機管理運転の瀬戸際に役立つ機能を自覚させる必要が絶対ある。
トヨタはこの点からリコール否定ではなかったかと思うが、ボヤの時はともかく大火災に成った今日全面的対応は当然でしょう。
大政奉還から雁首をとっ変えたが雁首に社会性対応力が無いとすれば、これから先のトヨタには期待するものは全くないですね。
アメリカ本土の問題は徹底的に世論に対し平身低頭で出直す事が出来ればいざ知らず、レースで遊んでいた感性で対処すればこの先は無いでしょうね。
日本を代表する企業として実務責任者が果たす役割は重大で「おごる平家は久しからず」ただ単に製造欠陥リコールではなく「人殺し製品製造責任」と世論は見ている中、市民の不安を払拭し出直す覚悟と危機管理の重大性を上から下まで徹底する事でしょう。
ボンボンに出来るでしょうか!
トヨタは日本の基幹産業です。米屋肉屋の詐欺、赤福の偽装とは大違い、この際ボンボンを下す事も選択の内か。
追伸・10日現在いまだ減税・レクサスのCMは流されている。おごりか・ボケか・国民をナメテいるか。社内の意思統一無いのか。社長詫びて居るのは口先だけか。まさかアメリカ市場でもこの態度ですか。GMの敵討に合いますよ。いよいよトヨタも壇ノ浦へ突き進むのか。国民としてJALより怖い事に危惧する。