
「川越まつり」で賑わう小江戸川越中央通りの商店街を少し東へ外れた松江町の静かな住宅街に鎮座する『出世稲荷神社』に参拝。

鳥居の両脇には、川越市の天然記念物に指定されている2本の大イチョウ。

『いちょう窪の出世稲荷の公孫樹として名声がある。向かって右は幹回り(目通り)五・六メートル、根回り七・六メートル、左は幹回り七・二五メートル、根回り九・七メートルあり、二本とも樹高は約二六・五メートル。樹齢は六五〇余年と推定され、みごとな美しさと枝張りを示し、樹勢もきわめて旺盛である。公孫樹は、日本と中国の一部に産するイチョウ科を代表する落葉樹で、秋にはあざやかに黄葉する。雌雄異株で、種子はいわゆるギンナンで食用となる。』

では、参拝。

神額には「正一位稲荷大明神」。


稲荷神社由来
当稲荷神社は天保二年(1832年)地主、立川氏が屋敷鎮守として、京都、伏見稲荷大社本宮より分社したるものなり。
祭神
宇迦之御魂大神
佐田彦之大神
大宮能売ノ大神
古来、稲荷神社は元明天皇(和銅四年)創建以来、農民による稲作、穀物の豊作祈願の神として祭られたもので、宇迦之御魂大神を穀神、佐田彦之大神を地神、大宮能売ノ大神を水神、と説明する。
天慶四年(九四二年)朱雀天皇より正一位を賜る。
中世から近世にかけて庶民信仰が広まり、五穀豊穣のみならず、衣食住、商工業、開運出世、進学、就職、縁組、安産等諸々の願い事が叶う神様として、幅広い神徳が仰がれるようになった。
大祭は毎年四月十日
稲荷神社世話人

では、川越祭りに戻りましょう・・・・。

>森の中の恍惚:川越まつり 2014 神幸祭巡行
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