森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

荒木常世岐姫神社

2011年05月02日 | 空色の休日 2011 

では、三ヶ所めの「常世岐姫神社」はおたいしさまでお馴染みの行田市荒木に鎮座する「荒木常世岐姫神社」です。
埼玉県道128号熊谷羽生線見沼中学校前交差点を西に少し・・・・。車は鳥居の右端を通ってね。


境内は広く、しかし樹木が少ないせいかガランとした感じをうけます。末社は社殿脇に天神・伊奈利合殿社、社務所脇に目神社が祀られています。


ここの常世岐姫神社もまた由緒書等が見つかりませんでした。
いろいろ謎の多い「常世岐姫神社」ですが、埼玉三社まわってもなお謎は謎のまでした........。
常 世 岐 姫 神 社
 社記によれば、当社は古来八王子権現宮と称し、広く崇敬を受けていたと伝える。江戸期は、真言宗東福寺が別当を務めていたが、神仏分離によりこれを離れた。
 八王子権現は、山王七社権現の祭神の一つ国狭槌尊(くにのさづちのみこと)を祀る。また、八王子は天照大神と素戔嗚尊との誓約(うけい)の時に出現した五男三女の神、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)・天之穂日命(あめのほひのみこと)・天津日子根命(あまつひこねのみこと)・活津日子根命(いくつひこねのみこと)・熊野久須毘命(くまぬくすひのみこと)・多紀毘賣命(たぎりひめのみこと)(沖津島比賣命(おきつしまひめのみこと))・市寸島比賣命(いきしまひめのみこと)(狭依毘賣命(さよりひめのみこと))・多岐津比賣命(たぎつひめのみこと)である。なぜ八王子権現宮に常世岐姫神社の名を付けたのかは不明である。姫とつくことから後者の三柱の女神(宗像大神)を祀ったのではないかとも考えられる。現在の祭神は、常世岐姫命(とこよぎひめのみこと)である。
 また、大字渡柳(わたりやなぎ)にも同名の社(やしろ)があり、当社から分霊したものと伝えている。
 社記によると、寛永一〇年と元禄一三年の棟札があると記されているが、現在、元禄の棟札のみが残されている。
 明治六年に村社となったが、当社では合祀は行われなかった。
 境内には末社として天神・伊奈利合殿社と目神社を祀る。末社の祭りとしては、天神社が三月二五日、伊奈利社が二月二二日となっていたが、これを行わなくなって久しい。
 (Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)

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