さあ、二ヶ所めの「常世岐姫神社」は行田市さきたま古墳公園の南、渡柳(わたりやなぎ)の杜に鎮座する「渡柳常世岐姫神社」です。一の鳥居から、気持ちのいい参道ですね。
銅製の二の鳥居。社殿は一段高くなった場所にありますが、やはり古墳跡に建てられたもののようです。
残念ながらこの常世岐姫神社も由緒書等が見つかりませんでしたが、ネットであれこれ調べるとなんだかパワースポット風な場所としても伝えられているようです・・・・。
常 世 岐 姫 神 社:ここです→ ブログ人マップ
当社の創建に関わる史料・口碑はないが、往古より渡柳の村の鎮守として祀られている。もともと、当社は八王子大権現と称し、万法院が別当であったが、明治初めの神仏分離により同寺の管掌を離れ、明治二年五月には現在の社名に改めて村社となった。その後、明治四二年に、同村内にあった諏訪神社・天神社・伊奈利神社・洗磯前神社・八幡神社・神明社・塞神社を合祀し、現在に至っている。
主祭神は常世岐姫命である。文政九年再建のものと伝えられる一間社流造りの本殿には、金幣のほかに、合祀を行った旨が墨書された神璽筥が納められている。
渡柳には、埼玉古墳群に属する前方後円墳三基をはじめとする多くの遺跡がある。当社も古墳上に建立され、幾つかの出土品を所蔵していたという。
なお、『風土記稿』には、渡柳の村名を姓とし、中世に活躍したという渡柳弥五郎の霊を祀った八幡社(通称は弥五郎八幡)が当社の末社として記されているが、現在その所在は不明である。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁
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