お金と生き方の学校 (新しい社会のための教科書)新田ヒカルサンガこのアイテムの詳細を見る |
最近、資産運用に興味があり少しずつですが本を読んでいます。
運用する資産といえる資産なんでないですが、知っておくことは必要だと思います。
特に日本人は他の国と比較して金融リテラシーが少ない傾向があるみたいなので。
この本は6人の著名人がお金(基本的に投資)の話について語ってくれています。
その中でも特に興味深かったのが、6人目の小池龍之介という住職の話で仏教的な生き方。
仏教ではお金はなくてもよいという考えが基本。
人は楽すぎるのもつらすぎるのも嫌で中途半端な刺激を求める。
投資もそうであり、お金を増やしたいという気持ちとそういった刺激を求めてやる人も多いのかもしれない。
しかし、本当に幸せなのは刺激が少なく余計な考えがなくて済むこと。
ヒトにとって喜びや快楽も実はすべて苦しみの刺激。
いろいろな刺激はヒトにストレスを常に与え続けている。
ヒトはたいてい選択をする場面で「どっちが得か」で判断することが多い。
「どっちが苦痛が少ないか」で刺激の少ない方を選ぶほうがよい。
色々と考え込んでしまった時に、ふとこんな考え方を思い出すとすっと気持ちが楽になるんではないかと思いました。