冷え込んでいます。
午前中の句会は車で行きました。
S子さんのキウイもメンバーに配り、喜ばれました。
午後は、多摩遊歩道沿いの友人、
H子さんの所へキウイを
届けに行き、一緒にしばらく遊歩道を歩きました。
「ねえ、私は去年見ていなかったのかしら。
今年は凄く山茶花の花が目に入るんだけど。」とH子さん。
H子さんは去年ご主人を亡くされたこともあっての発言です。
「ううん、今年は他でも聞くよ。
山茶花がきれいだって。
今年は花の当たり年だと思う。」と、私。
冷え込んで、風も強く、花びらが集まっています。
先生の添削はやっぱり勉強になります。
1、原句:山茶花を眺め一息「さあ、行くぞ」
作者:多摩遊歩道をウォーキングしていますが、以前より
歩行力が落ちて、休憩と眺めるを兼ねています。
先生:視点は悪くないけど、もう少しわかりいやすくしましょうか。
添削後:山茶花眺め一息入れて「さあ、行くぞ」
2、原句:干し終わり夫ドヤ顔息白し
作者:夫が洗濯物を干してくれますが、「手伝ってやったぞ。」と
ドヤ顔するんです。
先生:説明を聞いてわかりましたが、干し終わりを私はわかり
ませんでした。皆さんはわかりましたか?」にメンバーは
同じ経験有りで「わかった。」でした。
先生は、上の5文字を工夫して見てください。
帰ってきてから工夫してみました。
添削後:物干し場夫(つま)のドヤ顔息白し
3、原句:ストーブの前でまったり猫2匹
作者:もうそのままの風景です。
先生:これは素直でいいですね。「で」を「に」に変えたら
もっといいですね。
添削後:ストーブの前にまったり猫2匹
4、原句:ひよどりや熟柿の実選り淀みなく
作者:私はカメラを持って出かけ、鳥を捜していますが
ヒヨドリの食いっぷりこんな感じです。
先生:言いたいことはわかります。ただ、淀みなくと言うのは
水の流れが淀みなくというような使い方をしますので、
ここでは無理があります。塾柿(じゅくし)とは当然、
実のことだから、あえて実を書く必要もありません。
添削後:ひよどりは塾柿を選りて啄めり
5、原句:換気扇気合いで磨く十二月
作者:暮れなので、大掃除の一環です。
先生:これはこのままでいいですね。
十二月でもいいけど、師走に変えるともっと
切羽詰まった感になるかも知れません。
添削後:換気扇気合いで磨く師走かな
6、原作:出荷終え小粒キウイをもぐ恵み
作者:農家の方を親しくなって、売り物にならない小粒の
キウイを採って、採ってとおっしゃってくださる。
先生:いい句だと思いますが、キウイは季語として確率されて
いないので、「恵み」もいいけど、ここを変えましょうか。
添削後:出荷終え小粒キウイをもぐ師走
7、原句:十二月頬がちくちく露天風呂
作者:露天風呂に入って身体は温かいけど顔は冷たさを感じている様子。
先生:その内、頬も熱くなるでしょうが、まあ、感じたままにしましょう。
十二月は1ヶ月という長い単位になるので、「年の瀬」にしてみましょう。
添削後:年の瀬や頬がちくちく露天風呂
8、原句:描き終えて囓るりんごに喉が鳴る
作者:絵手紙をやっていますので、実体験です。
先生:これは素直な句でそのままでいいと思います。
「喉が鳴る」の下5を変えるともっといろいろ
詩的なものも出来そうですね。考えてみてください。
*帰ってから考えてみました。
添削後:描き終えて囓るりんごに……。
ああ、詩的なことが浮かばない。やっぱり私は
花より団子😓
お出でいただきありがとうございます。
・*゜'*,…。✿✿…・*゜'*, ✿。.*…: ✿……。
パン型の中より聖書の言葉
今日の1枚
あなたがたは心を騒がしてはなりません。
神を信じ、またわたしを信じなさい。
ヨハネ 14:1