CSVなどテキストで準備したデータを、MySQLのテーブルにインポートしたい場合があります。
そのレンタルサーバでTelnetやsshが使える場合は、ファイルをFTPでアップロードしておき、直接MySQLを操作してインポートすることがで
きます。
AAA!CAFEなどではSSH等が使えませんので、phpMyAdminでインポートを行うことになります。しかし、phpMyAdminでは、文字
コードの変換で失敗するケースがあるようなので、あらかじめインポートするファイルの文字コードを合わせておくほうが安全です。
PHPで使うことを想定してMySQLの文字コードはEUC-JPを使うことが多いので、以下のようします。なお、エディタは文字コードを変換できる秀
丸が便利です。
インポートするテキストをEUC-JPに変換
- テキストを秀丸で開く
- 「名前を付けて保存」を選択
- 「エンコードの種類」を「日本語(EUC)」にする。
- 「改行コード」を 「LF」にする ※LFは¥nに相当 参考;http://ash.or.jp/code /return.htm
- 上書き保存する。
phpMyAdminでテーブルを作成する
- 「構造」で「新しいテーブルを作る」を選択
- インポートするテキスト 構造にしたがって、フィールドを入力
- テーブルを作成
テーブルにテキストをインポートする
- phpMyAdminの左フレームで、先に作ったテーブル名をクリッ ク
- テーブル構造が表示されるが、最下行の「テーブルにテキストファイルを追加する」の表示をクリック
- インポート設定項目を以下により入力
- テキストファイルの場所:保存したテキストファイルを指定(ローカル PC)
- ファイルでテーブルを置き換える:空白
- フィールド区切り記 号:CSVファイルであれば「,」とする。
- フィールド囲み記号 :「"」等を指定。 使っていなければ空白
- フィールドのエスケープ記号:EUCファイルの場合「¥n」(LFのこと)を指 定
- 列(カラム)名:必要があれば指定
- 漢字コード変換:すでに EUC化しているので、「non」とする。
- LOAD 手段:DATA LOCALをチェック
- インポートを実行する
- ファイルをアップロードしてから、インポートするのでファイルが大きい場合は数分かかることがあります。また、 テキストファイルは2MBが上限となるようです。