10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

情けない...

2015年11月11日 20時54分57秒 | その他
今日夜のニュースのスポーツコーナーを見ていたら、せっかく盛り上がっているにもかかわらず、横綱自らがぶちこわす取り組みがあった。


白鵬にブーイング


嘉風は、先場所の好調さを持続させ、横綱、大関に2連勝で盛り上がって望んだ今日の1番だったはず。
嘉風の出身は大分県、場所は九州場所、となれば、北の富士氏が白鵬へ「きょうは街に出ないほうがいいよ」と言ったことも当然であり、夜の街で「卑怯者」とか「逃げたな」と言われても、言い返せないかも知れない。


ここ1年くらいで、同じように立ち会いで変化したり、ぶつかる前に張り手をする、など、かつての取り組みではあり得ないような相撲を、白鵬は取るようになった。
一時は、日本人以上に横綱らしいとまで言われていたのに、場外でも審判を批判するなどの事件もあった。
今日の取り口を見ると、意図してと言うよりも、自然に体が逃げている、ようにも見え、ことは深刻なのかも知れない。


かつて、格闘技ブームがあり、特にK-1がブームとなったが、真剣勝負になればなるほど、体がついて行けなくなるのは当然のことだ。
真剣勝負を続けていけば、故障もしやすくなるし、精神も(恐怖感などで)持つはずもない。
だから、衰退していったとしても、自然の成り行きだ。
(だから、プロレスは続いていく、とも言える。)


相撲も八百長事件があって、一時低迷したが、そう言う批判があれば、真剣勝負になればなるほど、横綱でさえ勝ち続けるのは難しいことは明らかであり、今はむしろファンもその辺は十分理解しているのではないだろうか。
勝ち続けるよりも、いい相撲をと。


もはや、体がついて行けなくなっている可能性もあるのかも知れないが、それでもやはり、相撲の横綱には、胸を張って受けて立つような姿勢が、今も期待されていると思うのだが。


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