iPod touch の使い方

■touch は楽し■

iPod touch の楽しさの一部は, まちがいなくタッチスクリーンインタフェースを使った斬新な操作感に由来すると思います. この楽しさは日経トレンディネットのコラム『いちばん“ひどい”iPod touchの使い方』の

そこで効くのが、旬のiPod touchなのである。今はまだ話題の製品だし、見たことがない人も多いだろう。この指でなぞるインタフェースが顧客の目を釘付けにすること間違いなしだ。

　「どうぞ、めくってお好きなスライドを表示してください。拡大はこうするんですよ……」

　あまりにも素晴らしい商談ツールの誕生ではないか！

　顧客は、楽しそうな操作性に引かれて、思わずスライドをめくってしまうだろう。営業では顧客の時間を奪えれば勝利は近いのだ。おすすめです。

なんてアイデアが説得力を持ってしまうくらい.

…なんですが,中にはちょっとした小技的な UI もあって, 普通に使っていてなかなか気がつかなかったりします.
そこで, iPod touch の使い方について.


■基本となる操作方法の呼び方■

アップルのヘルプ『iPod touch: マルチタッチスクリーンの使い方』と同じくアップルの『iPhone Human Interface Guidelines』より.

・タップ(tap): 画面に一回タッチ.

・ダブルタップ(double-tap):2回つづけてタップ.

・タッチ・アンド・ホールド(touch and hold):画面にタッチしそのまま待つ.

・ドラッグ(drag):タッチしたまま指をスライド

・スクロール(scroll):ドラッグによる縦スクロール

・ツーフィンガースクロール(two-finger scroll):指2本でのドラッグスクロール, iframeのスクロール等

・パン(pan):ドラッグによる横スクロール

・フリック(Flick):画面を指先ではじくようにスライド

・ピンチオープン(pinch open):2本指での拡大操作, ズームイン

・ピンチクローズ(pinch close):2本指での縮小操作, ズームアウト

・ピンチ(pinch):ピンチインとピンチアウトの両方をまとめた呼び名


■iPod touch の小技■

iPod touch を買ったばかりの人に(多分)自慢できる小技各種.
ネタ元は
『iPod touch memo』とか『Apple - iPhone -Finger Tips』とか.

・ページトップに戻る.
Safari でWEBブラウジング中に画面一番上のステータスバーをタップすると画面のページのトップまで画面が上スクロールします.

・テキストボックスやiframeをスクロール
ページ内にスクロール可能なテキストボックスやiframe がある場合, 指二本で画面をなぞるツーフィンガースクロールでスクロールできる.

・ミュージックやメールのリスト表示からの簡単削除
百聞は一見にしかず




メーラやミュージックのタイトル一覧表示上で, 消したいメールにタッチし, 画面に触れたまま指を横にスライドさせると「delete」ボタンが表示されます.
ちなみに大量のメールを一気に読み込んで, タイトルを見て次々消していく場合には, 「編集」をタップして消したい項目の左側の「禁止」アイコンを次々タップ. 一通り終わったら「完了」をタップです.

・ブックマークなどリストの並び替え
ブックマーク等のリスト表示で「編集」ボタンを押すと, リストの左側には上で説明した削除のための「禁止」アイコンが表示されますが, リストの右側にも別のアイコンが表示されます. これをドラッグすることでリスト項目の順番を入れ替えることができます.

・ブックマークレットの利用
以下のような標準ではできない機能をブックマークレットで追加可能です.
参考→『iPod touch でブックマークレットを使う』
-- 掲示板のような縦長のページで何度もフリックせずページボトムに移動する
-- PCならできて当たり前のページ内検索

以上, 他にもきっと私が知らない小技があるに違いありません. 色々いじって面白い技を見つけましょう.
あと, 操作方法ではないですが, ばっちり壁紙を設定しておくと touch 初心者に対してポイント高いと思いますよ.→『iPod touch の壁紙設定方法』

enjoy!

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『iPod touch エントリー目次』