県外からもラーメン目当ての観光客が訪れる元祖ご当地ラーメン
喜多方ラーメンが誕生したのは大正末期~昭和初期。中華麺に近い「支那そば」を打ち、町をめぐった屋台のラーメンがはじまりと言われています。戦争による食糧難の時代で、支那そばは市民にとってごちそう。小さな屋台の味が少しずつ市民の生活に浸透し、「喜多方ラーメン」として全国でも有名になったのです。
今では日本人の国民食となったラーメン。全国各地には、その地域の風土や食文化をいかしたご当地ラーメンがあり、福島県喜多方市の”喜多方ラーメン”は、その中でも高い知名度がある。喜多方ラーメンと呼ばれるものでも、その味わいは店舗によって異なり、スープの味付けからして、王道のしょうゆ味、さっぱり風味の塩味、こってり味噌味と多様だが、スープのベースに共通点があり、豚骨と煮干しから、別々の鍋でダシとり、それをあわせてスープのベースに使うことが多いようだ。麺は太めの縮れ麺がよく使われる。
“元祖”喜多方ラーメンの店「源来軒」
中国から日本へやってきた藩欽星(ばんきんせい)氏が、大正末期に創業。現在もその当時の味を大切に守っています。
ラーメンは、鶏ガラ豚骨に煮干しや野菜を合わせたもので、キリリとした醤油に、仄かに生姜の風味が香る。油分が控え目で野菜の甘味があるあっさりとした味わいですが、コクはしっかりとあり飲み干したくなる程の澄んだ綺麗なスープです。
〒966-0849 福島県喜多方市一本木上7745
0241-22-0091
営業時間 月・水~日
ランチ・ディナー 10:00~19:30
ランチ・ディナー 10:00~19:30
定休日 火曜日
アクセス JR磐越西線喜多方駅北口 徒歩6分
大喜ラーメン
喜多方ラーメンは、しょう油味というイメージが強いかもしれませんが、味はお店によって実にさまざまです。ここ「大喜(だいき)」では、70年もの歴史が詰まったみそラーメンが人気です。
〒966-0015 福島県喜多方市関柴町上高額字東原1261-2
0241-23-1695
営業時間 10:30~21:00
定休日 月曜日
アクセス JR磐越西線喜多方駅北口 徒歩25分
まこと食堂
福島県喜多方市にある昭和22年創業の地元で愛されてきたラーメン店です。喜多方ラーメンの代表格でもあります。喜多方市はラーメンを朝から食べる風習があり、このお店も朝は7時半に開店します。スープは醤油味で、豚骨と鶏ガラで出汁をとり、あっさりとしながらもとてもコクのあるのが特徴。麺は喜多方ラーメン特有の太麺、ちぢれ麺で、とても良くスープが絡みます。とてもコシが強く、歯ごたえも楽しめます。チャーシューは赤身の豚肉を使っており、肉質が良く歯ごたえ抜群です。お土産用のラーメンも人気です。
〒966-0813 福島県喜多方市字小田付道下7116
0241-22-0232
営業時間 7:30~15:00
定休日 月曜日
アクセス JR磐越西線喜多方駅北口 徒歩18分
ブログ村ランキングに参加しています
バナーをクリックして応援お願いします
おすすめのサイト