実況列伝 2016

飯塚ミッドナイトは5月から

過去へ

2010年05月28日 | 九州の名所

陶磁器が日本に伝わってきたのはかなり昔のことですが、逆に日本の陶磁器が海外に輸出され始めた時の中心的人物は柿右衛門でしょう。 その白磁、から赤の染付け(赤絵磁器)はこの時代の陶器その物の価値観を高めたことは言うまでもないと思います。

酒井田柿右衛門は有田を代表する人物です、柿右衛門の作品が伊万里湾から海を越えインド洋から喜望峰を廻り、欧州(ヨーロッパ)へ輸出されたのが1600年代と聞きます。

(現代の工房です)、その作品がある人物の目にとまります、ザクセン王国(ポーランド)のアウグス強健王です。その価値と怪しい光を放つ白磁の開発を錬金術師のヨハン・フリードリッヒ・べドガーに命じます(最初は金だったんですが)、苦難の末、べドガーは開発に成功しますが、その白磁と引き換えに命を失います。のち、アウグス王は王立ザクセン磁器工場を設立、硬質磁器製造の独占を与えます。 当時の白磁器は金と同じ価値があったそうです。

一番奥がたぶん白磁器です、その白がオートレースの実況に深く関わってきます。もうお分かりですよね・・彼方には・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。