江戸川風景2

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

同期の仲間との尾瀬アヤメ平

2008-10-18 08:37:50 | インポート
朝食を何時ものとおり御飯半膳で済ました。
食卓で持参の小さな水筒に備え付けのジャーから茶を満たし出発準備OKだ。
ゆったりコース4名、健脚コース14名で後者が一時間早く7時に出発だ。
小屋を出ると露払いイヤ霜払いの熊の足跡がある。朝から熊が出たと云う話は伝わって居たが其処は群集心理で意に介していないし嗚呼証拠を見た位の感じだ。

朝日に輝く黄金の草原を竜宮に向かう。

済んだ空気に晴天で輝く朝日に照らされ草原は光り輝く。一条二条の靄が立つ。


昨日歩いた方角を見ると至仏山が見える。


尾瀬で晴天が続くのは珍しいという恵まれた天候の中、朝の迷いも消し飛ばし嬉々として木道
を歩む。
途中ゆったりコースの余裕派の二人が昨日の道を帰るのは物足りないと竜宮まで来た帰りに出会った。その一人に頑張れよと声をかけられた。
何も下調べもせず来て昨晩600mを登ると聞いた時はいささか動揺した。
生来の小心者が変形性膝関節症と診断された膝に余計な不安を持っている所為だ。
今年も足を引き摺りながら鳴虫山のアカヤシオを見に行ったし30km歩く都内の花見もしたし毎朝3kmは歩いているしと心を強くして歩を進めた。
いよいよ登りに掛かる。木道を歩く緩やかな登りだ。

途中岩場の悪路になったがそれほどの悪路でもなく余裕で歩いたが朝飯を少なめにしたのが影響してきた。
腹が減りガス欠の感じがする。
タイミングよく前回のハイキングで評判が良かったマンゴーの乾燥菓子ですよと渡してくれた人がいた。
之をニケ口に入れたら途端に元気になった。速効性の糖分よ有り難う。

足は着地する度に軽くズキンと来るが之は何時ものとおりで気にならない。

富士見平に着き大きな池塘に写った逆さ燧ケ岳を撮ろうとしたが膝が充分曲がらず不十分な写りだ。


なだらかな木道を登りアヤメ平に向かう。


アヤメ平で昼食にするが堅く握った真ん丸のオニギリで普段、山に持って行くコンビニのオニギリが三口でなくなるが之は一ケを食べ終えるのに十口は必要な量で空っ腹には十分な代物だった。

アヤメ平も荒地のように荒れ果てた時もあったようだが99%は復元された様に見える。
携わった方々本当にご苦労さんでした。



此処からは四方の山々を見ながら心も広々と緩やかに下山し義勇的な気持ちで参加しゆったりコースに回った二人に来ればよかったのにと声をかけたかった。



又街道の見事な紅葉を見ながら帰途に着いた。
車窓からの紅葉。

滅多にないと言う尾瀬の日本晴れを2日間にわたり経験させてくれた幹事さん有り難うございました。