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赤塚不二夫保存会/フジオNo.1

ハジメちゃんを使用したテキスト“はじめからわかるシリーズ”

 先日、古書店をブラついていた所、テキストコーナーでハジメちゃんの姿を見つけた。それが以下の画像のものである。(わざわざ買った。)


―『センター力UP!はじめからわかるはじめからわかるシリーズ 数学1・A』 著/今野和浩 学習研究社 2007年6月(日付記載なし)刊

 この“センター力UP!はじめからわかるはじめからわかるシリーズ”を調べてみると、ハジメちゃんをデザインした表紙は全巻共通であり、2007年から2008年にかけて第1巻の『英語Ⅰ』から第19巻の『理科総合A』までが刊行されている。画像の『数学1・A』は第14巻に位置づけられているということだ。

 この表紙はパパ役に富田耕生、ハジメ役に貴家堂子を起用したNTT西日本の“ISDNはじめちゃん”のCM(1999年~)以降、天才児という性格付けが版権使用でも活かされ、活躍することとなった1つの例と言えるだろう。



 赤塚キャラがテキストに使用されたケースは他にもある。




―『Word97 パソコン大学1年生 完全マスター』 テラ・コーポレーション 1997年4月頃発売

 パソコン教則CD-ROMの表紙と裏表紙がこれだ。吹き出しの中の文字に見覚えのある方も多いだろう、これは赤塚本人の文字である。また、側面にも、正座で人差し指を立て、教えを乞うようなポーズをしたバカボンの画が使用されている。

 今回検索をかけてみると、同時期に『ロータス123 パソコン大学1年生 完全マスター』、『一太郎8 パソコン大学1年生 完全マスター』等も同じ時期にテラ・コーポレーションより発売されていることが分かった。



補足(2019年3月15日)→
 これ以前の1995年9月に『バカボン先生とふたりで覚える1・2・3 RELEASE 5J―日商ビジネスデータ活用検定3級対応』、『バカボン先生とふたりで覚える 一太郎 Ver.6.0』、『バカボン先生とふたりで覚えるWORD Ver6.0』、『バカボン先生とふたりで覚える EXCEL Ver5.0』の4タイトルが、同じくテラコーポレーションより発売されていることが分かった。これにも赤塚のイラストが使用されている。
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