ひふみ組入から見えなくなったGMOPGの17年9月期決算です。 Eコマースの決済代行事業などを展開しています。 セグメント別では、決済代行事業は増収増益、金融関連事業は増収微増益、決済活性化事業は大幅増収増益でした。 売上高は128億円増加した一方で、売上原価は48億円、販管費は60億円増加しました。 その結果、売上総利益率は78.7→69.3%、営業利益率は33.0→23.0%に悪化しました。 GMOフィナンシャルゲート連結に伴う影響などで、売上原価が大きく膨らんだようです。 事業拡大で売上高は一気に倍増しており、スケールメリットを優先したようです。 資産は、現預金が252→276億円に増加しました。 また前渡金が64→168億円に増えていますが、何の影響か読み解けていません。 負債は、長期借入金が30億円計上されました。 他には、預り金が276→374億円、未払金が28→126億円と増加しています。 200億円を大きく超えたレベルでキャッシュを維持しています。 金融業に近い事業形態なだけに、いつも以上にフロー内容は理解できていません。 この1年は、業績拡大もあって株価は伸びているようです。 ただ、ひふみが手放してしまった点は気にかかります。 |
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