現在、数少ない手持ちの一角をなす日本コンセプトです。
タンクコンテナによる液体輸送事業を展開しています。 大量輸送が可能な上に繰り返し使用できることで、経済性に優れて環境にも優しいことで差別化されています。 売上総利益率は約30%、同業のAITや内外トランスよりは高めのようです。 販管費の増加も売上の増加以下に抑えられています。 営業利益率は15%を超えており、10%に届かない同業のAITや内外トランスより優秀です。 懸念点として、今はドル建て支払いがプラスに貢献していると思いますが、ドル売りになりそうな国際問題が勃発した時は要注意かもしれません。 資産は、商売道具のコンテナのためか固定資産が多めです。 負債についても、償却期間が最長20年にも及ぶコンテナへの投資のためか、固定負債の比率が高めです。 タンクコンテナによる輸送は、様々な法規制が関わることが参入障壁であると同時に事業リスクでもあるようです。 他社に勝る事業効率性で、どこまで国際的な液体輸送需要を取り込めるかに注目していきたいと思います。 |
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