ウォッチ銘柄であるKeePer技研の23年6月期決算です。
カーコーティング材料の製造卸と、それらのサービスを提供するKeePer LABOを運営しています。
今期も、両セグメントで2桁の増収増益を果たしています。
セグメント |
2022 |
2023 |
増減率 |
キーパー製品 売上高 営業利益 |
6,436 2,118 |
7,384 2,889 |
+14.7% +36.4% |
キーパーLABO 売上高 営業利益 |
7,921 2,207 |
9,658 2,585 |
+21.9% +17.1% |
売上高は27億円増加した一方で、売上原価は4億円増、販管費は11億円増でした。
その結果、売上総利益率は81.0→81.7%、営業利益率は30.1→32.1%に改善しました。
原材料や労務費が膨らむ中で、利益率を改善したのは特筆ものです。
資産は、現預金が27→36億円に増加しました。
その他に、建物が31→41億円に増加しています。
負債は、長期借入金が2→1億円と減少しています。
一方で、利益余剰金は79→110億円に増加しています。
棚卸資産の増加はあったものの、営業キャッシュフローマージンは20%台を維持しています。
株価も昨年来の上昇基調を維持しています。
PERは40近くで割安感はありませんが、勢いは続きそうです。
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