今年初頭に全て手放したポールトゥウィンの17年1月期決算です。 事業セグメントは、デバッグ・検証事業、ネット看視事業及びその他からなります。 売上高の8割を占めるデバッグ・検証事業は増収増益、ネット看視事業は減収赤字転落、その他は減収赤字継続でした。 Eコマース向けのネット看視事業が赤字転落は痛いところです。 売上高は、15.1億円増加した一方で、売上原価は9.8億円、販管費は4.9億円増でした。 その結果、売上総利益率は33.6→33.8%に改善、営業利益率は13.0→12.3%に悪化しています。 売上原価は何とかこなしていますが、販管費が抑えきれていないようです。 資産は、現預金が56.4→50.8億円に減少しました。 また、のれん代も15.1→11.9億円に減少しています。 負債は、今年度も有利子負債は計上されていません。 バランスシートは、やや圧縮された格好になっています。 営業キャッシュフローは安定しています。 自社株買いされた分、現預金が少し目減りしています。 増収は確保されているものの、なかなか増益に結びつきません。 株価は久々に好転して処分を早まった感はありますが、ネット看視事業の収益悪化は気掛かりなところです。 |
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